2010-01-01から1年間の記事一覧

つかこうへい「熱海殺人事件」舞台鑑賞

本日、中野の「スタジオあくとれ」にて、「熱海殺人事件」という演劇鑑賞。 「あくとれ」は地下の小さなスタジオで、観客席は約60席程度。ヤンキー・スタジアムという劇団?の熱演を拝見しました。 つい最近なくなったばかりのつかこうへいの代表作で、数…

冤罪の作られ方

郵便不正事件に発した大阪地検特捜部主任検事の証拠改ざん、それを隠蔽しようとした?幹部(これについては特捜の副部長、部長が否定しており真偽は五分五分)。起訴された事件の99%は有罪となっている日本の司法の実態。これらの情報が、今回の事件を契…

ノーベル賞の価値

今週は日本に久しぶりのおめでたいニュースが飛び込んできました。そう、二人の日本人のノーベル化学賞の受賞が決まりました。根岸教授と鈴木教授。炭素化合物の結合(カップリング)に、画期的な方法を考案したというのが受賞理由。いずれの研究も、既に30…

映画「ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う」

本日は外出し、仕事が早く終わったので映画鑑賞。竹中直人が真面目な役に向き合った「ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う」。 レビューがかなり良かったので期待したのですが、期待はずれ。こんなこともあるでしょう。 最初から残酷な場面が出てきます。人間を切…

検察審査会の良識?

小沢一郎の政治資金規正法に関わる検察審査会が、「強制起訴」を決定しました。黒星続きの検察に、また新たな黒星?「喝」が投げかけられました。 審査会の結論は、検察の捜査が「不十分」というもので、一般市民には極めて厳しい取調べをするのに、大物政治…

検察の闇

大阪地検特捜部主任検事のフロッピーディスク改竄事件は、当時の特捜部長の逮捕にまで発展。今後の状況次第では、検事総長の責任問題になるかもしれない事態に。 それにしても見えてこないのは、当の本人、前田検事が特捜部副部長、部長に、意図的に改竄した…

映画「お兄ちゃんの花火」

本日は映画サービスデーの日。新宿武蔵野館で「お兄ちゃんの花火」鑑賞。 お涙頂戴の意図は見え見えながら、その涙を流すのが大好きな自分は、yahooの映画レビューをチェックして、見たくなりました。 定番の白血病を患い、亡くなって行くのが見え見えの妹。…

藤沢周平「三屋清左衛門残日録」

藤沢周平「三屋清左衛門残日録」読了。大名の用人(殿様と秘書的な役目で、家老に殿様の意向を伝える役目)を辞め、隠居した55歳ぐらいの武士、三屋清左衛門。隠居したものの、友人の町奉行や後任の用人など、様々な友人、知人から仲裁や立会人、相談を受け…

映画「十三人の刺客」

昨日の朝日新聞夕刊に、アルゼンチンのご夫婦が子供4人と世界中を車で旅をしていて、2ヶ月前から日本に来て、本日10:30に井の頭公園に来るとの記事が載っていたので、早速間に合うようにウォーキング開始。井の頭公園に着いてみると、公園のグランド…

映画「海猿 ラストメッセージ」

金曜夜、映画「海猿 ラストメッセージ」鑑賞。3D映画ということで3Dメガネをつけて鑑賞しましたが、自分はめがねをしている上、3Dメガネが暗いため、見づらいこと見づらいこと。今後は3Dは遠慮しようと思いました。 さて映画の中身ですが、話の内容…

危うい日中関係

尖閣諸島付近での中国漁船による日本の海上保安庁巡視船への衝突事件以来、日中関係が危うい関係になっている。小泉時代の靖国参拝に対する中国側の反日感情も相当高まったのですが、今回の問題は領有権問題=国土問題=利害問題が絡むだけに、靖国問題より…

東野圭吾「新参者」

最近の読書は、藤沢周平か池波正太郎に特化していましたが、久しぶりに現代作家者、東野圭吾「新参者」を読了。 下町、小伝馬町で発生した殺人事件の捜査を行う日本橋署の警部補、加賀恭一郎。東野が作り出した名物刑事の再登場。主に人形町の商店街を舞台と…

映画「悪人」と「ちょんまげプリン」

18日の土曜日は、話題の映画「悪人」観賞。妻不木聡と深津絵里の主役二人、樹木希林と柄本明の助演二人の演技が話題でもあり、勿論原作もベストセラーということもあり、話題尽くしの一作。 映画で出てくる悪人は、〇人を犯した男⇒靴咾曚Δ韻訛膤慇賢C砲鯱…

菅政権の行方

民主党代表選は、何とか菅首相が勝利して、世論的にはひとまず安心というところ。それにしても国会議員票は6名差の辛勝。小沢に魅力があるのか、それともよほど菅が人気がないのか?世論とは違う結果のような気がします。もし小沢が勝って総理になっていた…

住民運動の難しさ

住まいの真ん前を走るとある私鉄の立体交差化計画について、役所の進める高架化に対して、地下化を推進しようという運動を細々と行っているのですが、なかなか盛り上がりません。そんな中、当初のリーダー二人が仕事の都合でリーダーを続けられない事態となり、今…

初めてのペイオフ

日本振興銀行が経営破綻し、制度制定後初めてのペイオフが実施された。あれだけ役員が逮捕され、債務もかなりありそうで、提携先を探っていたとの報道があったため、預金の払い出しが殺到していたらしいが、それでも1,000万円以上の預金額が110億円に達して…

冤罪について

本日映画二題鑑賞。「苦い蜜~消えたレコード」と「すべて彼女のために」。いずれも冤罪がキーワードか? 先週10日の金曜日、障害者郵便の不正事件で逮捕され、起訴されていた元厚労省局長の裁判の地裁判決が下され、無罪が言い渡されました。大阪地検特捜…

藤沢周平「竹光始末」

藤沢周平「竹光始末」読了。表題作ほか全6篇の短編。 秀逸はやはり表題作。藩がつぶれ、妻と子の4人で仕官を求めて放浪する武士小黒。小黒に推薦状は書いた武士。推薦状のあて先である、ある藩の物頭の柘植。仕官したものの、周りに逆らう武士。その逆らう…

藤沢周平「橋ものがたり」

北陸旅行に持参したのが「鬼平犯科帳7巻・8巻」と、藤沢周平の「橋ものがたり」。 「橋ものがたり」は、江戸庶民の悲哀、愛と別れを、橋を関わらせて情感たっぷりに描いた短編小説。「約束」から「川霧」までの10篇が収納されています。 「約束」は5年…

旅行4日目

朝起きたら既に7時。10時間以上もぐっすり眠りました。目覚めの一風呂をゆっくり浴びながら、本日の予定を再考。当初の予定では金沢10:14発で東京に直帰でしたが、昼飯を考えて富山散策に予定変更。1時間早く出発して富山下車。富山自慢のライトレ…

旅行3日目

綺麗で快適な「ひみのはな」でも、夜少し呑みすぎて、夜中にのどが渇く始末。部屋に用意された冷水ポットの水を全部のみ、それでも足りないありさま。呑みすぎは慎むべし。 朝7時に起床し、早速温泉へ。この温泉は、富山県で100番目に噴出した温泉とのこ…

北陸旅行2日目

旅行二日目は黒薙温泉の大露天風呂、天女の湯、内風呂を一通り入って9:40に宿を出発。駅までの道のりは階段が多くでかなり消耗。 トロッコ列車に乗って宇奈月、富山地鉄で魚津到着し散策。魚津は富山湾の蜃気楼の絶景ポイント。港方面に展望台があるので…

北陸温泉旅行

8月29日(日)~9月1日(水)の3泊4日で、北陸の富山、金沢方面に温泉旅行へ。 29日、7:48東京駅発で、越後湯沢、魚津、宇奈月温泉乗換えで、最後はトロッコ列車で終点欅平で下車。トロッコ列車は初めての乗車。日本一の急流といわれる黒部川の…

藤沢周平「時雨みち」

藤沢周平の短編小説「時雨みち」読了。 映画化された「山桜」など、味のある作品が10篇収蔵。 その「山桜」はあっけないほど短い短編。それでも主人公の2度離縁した女の後悔や、真の愛する人に出会った嬉しい感情が描かれています。それを1.5時間以上の映画…

映画「キャタピラー」

「実録連合赤軍、浅間山荘への道程」で連合赤軍のリンチ事件を赤裸々に描いた若松浩二監督の反戦映画「キャタピラー」を女房と一緒に鑑賞。 寺島しのぶが渾身の演技を見せ、ベルリン映画祭の主演女優賞を獲得したことから話題性も増し、新宿の映画館は、中高…

映画「瞳の奥の秘密」

珍しいアルゼンチン映画「瞳の奥の秘密」観賞。昨年のアメリカアカデミー賞の外国語映画賞受賞作品。アルゼンチンといえば、サッカーとタンゴに代表されるように、情熱的な国。そんなアルゼンチンで、こんな真剣な?映画が創られるとは。 でも、その素地はあ…

民主党のドタバタ

「軽井沢に小沢応援団が集結」 民主党党首選を控えて、党内の混乱?ドタバタ?が続いています。何と、あの小沢一郎を立候補させようとする勢力がこんなにもたくさんいるとは? 軽井沢の鳩山別荘に集まったという160名が全員小沢シンパではないでしょうが、こ…

帰郷

12日から15日まで長野県佐久へ帰郷。高速バスが出ていると聞き、急がない旅なので往復券を購入し、12日14:30、池袋発のバスに乗る。道路は空いており、時間通り3時間弱で佐久平駅に到着。 13日は母親他を連れて近くの日帰り温泉へ。母も今年90歳と…

池波正太郎「鬼平犯科帳」

池波正太郎「鬼平犯科帳」の文庫本を読み始めて3週間、5巻目に入りました。 読めば読むほどに味のある作品。ついつい、平蔵を中村吉右衛門とダブらせてしまうのは止むを得ない所か?平蔵の人間の大きさ、人情と悪への厳しさ、部下を思う心、仲間をかばう心…

映画「ソルト」

アンジェリーナ・ジョリー主演作「ソルト」を金曜夜に鑑賞。 アメリカとロシアの二重スパイ役のアンジー、なんてストーリーはどうでもいい、兎に角アンジーの魅力満載のアクション映画。最初は男優さんがやる予定だったとか?それもうなずけるような、荒唐無…