2012-01-01から1年間の記事一覧

映画「レ・ミゼラブル」

ビクトル・ユゴー原作となる「レ・ミゼラブル」のミュージカル映画版を鑑賞。何度も映画化された作品であり、かつミュージカルとしても何度も上演されている名作。私自身は、ネット映画でジャン・ポール・ベルモント主演作を観たぐらいですが、yahooでも…

映画「カラスの親指」

映画「カラスの親指」鑑賞。直木賞作家道尾秀介の原作はまだ読んでいませんでしたが、なかなか楽しめる作品。160分の上映時間ということで、長すぎるなあ!とも思いましたが、飽きることなく楽しみました。原作を読んでいないので、最後の落ちを知らなか…

東野圭吾「カッコウの卵は誰のもの」

東野圭吾「カッコウの卵は誰のもの」読了。東野作品としてはあまり評判が良くなく、ミステリーとしては、確かに駄作に分類されるかも。 親の遺伝子によって、子供のスポーツ能力が決まるという研究をしている会社が、かつてのオリンピックスキー選手の娘に目…

アーサーミラー「るつぼ」観劇

アーサーミラー原作の戯曲「るつぼ」を新国立劇場で観劇。間に15分の休憩を含む、3時間45分の長大作ながら、さすがにアーサーミラーの代表作、飽きさせることがない作品。役者陣もすごい迫力で、久しぶりに演劇に圧倒されました。 物語は1692年にアメリカ、…

映画「終の信託」

1日の映画の日ということで、周防監督の映画「終の信託」鑑賞。 周防監督作品としては、ずいぶんレビューでも点数が低いので、どうしてなのか?との興味もあり観てみました。(本当は「アウトレイジ・ビヨンド」を見に行ったのですが、満席のため、急きょ変…

シンポジウム「ナショナリズムの誘惑」を聴いて

高円寺、阿佐ヶ谷、荻窪という中央線沿線の街は、同じ杉並でありながら、今までほとんど縁がなかったのですが、最近度々行く機会ができました。 高円寺については「座・高円寺」での芝居鑑賞が縁ですが、街を歩くと奥行きの深い賑やかな街です。 どこの街も…

大学の公開講座「力と平和」

この秋は、少し勉学に励もうと思い、ネットで大学の公開講座を探しました。どこの大学も社会人向けに多くの講座を開設していますが、土日、又は午後6時以降となると限られます。そんな中、無料又は1口座1,000円程度でもいくつか見つかりました。 その中で最…

映画「幸せへのキセキ」「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」

21日、日曜日、久しぶりに三軒茶屋で映画二題鑑賞。 「幸せへのキセキ」はマット・ディロン、スカーレット・ヨハンソンという魅力的な俳優の共演。話の内容は、最愛の妻(母親)を失った夫と子供二人の家族の葛藤、特に長男の父親への反抗があり、マット・デ…

コリアタウンと日韓交流

9月30日(日)、新宿の大久保公園で「日韓交流おまつり」が開催されているということで、出かけてみました。台風の接近とまだ午前中だったことから、会場は閑散としていましたが、新大久保方面に向かうコリアタウンはたくさんの人出。特に老若の女性が目に…

映画「ライク・サムワン・イン・ラブ」

イラン映画の巨匠、アッバス・キアロスタミ監督が日本で撮った映画「ライク・サムワン・イン・ラブ」鑑賞。yahooレビューにもあったように、不思議な映画でありました。 監督がが起用したのが、今までに映画・テレビドラマで主演したことが無い奥野匡という…

映画「天地明察」

終日大雨の23日、日曜日、映画「天地明察」鑑賞。 「おくりびと」の滝田洋二郎監督作品であり、原作も本屋大賞受賞作ということで、前評判のよかった作品。 二世安井算哲、後の渋川春海の生涯を描いた時代劇だが、そこにはチャンバラは出てきません。「武士…

混迷する領土、領海問題

日ロ、日韓、日中と、立て続けに領土・領海問題が緊迫化し、民主党、自民党の代表選も絡んで、タカ派的な意見が支配的です。特に自民党は、民主党の弱腰外交や日米関係の誤りをあげつらい、過激な発言が横行しています。 何か今の日本では、「竹島は韓国に、…

映画「鍵泥棒のメソッド」

映画「鍵泥棒のメソッド」を吉祥寺で鑑賞。 「アフタースクール」の内田けんじが監督した作品ということで、何か一工夫ある作品と期待して鑑賞し、その期待に反することなく、楽しめる作品に仕上がっていました。特に役者さんの配置が絶妙。堺雅人は、頼りな…

東北温泉旅行24年9月版

大人の休日倶楽部フリーパスに合わせた東北温泉旅行の旅報告。 今回は9月6日(木)~9日(日)の3泊4日間の旅。 初日の目的地は秋田・青森県境にある日影温泉。秋田新幹線角館下車、秋田内陸縦貫鉄道乗換えで終点鷹巣駅まで。この秋田内陸線は1両編成のロ…

映画「最強のふたり」

フランス映画「最強の二人」鑑賞。 ハングライダーの事故で、首から下が麻痺した富豪が、介護者として雇ったのは、やや粗暴感のある黒人青年。青年は、主人を身障者として特別扱いすることなく、言いたいことは言い、主人もそれに応えて言いたいことを言う関…

緊迫の領海問題

日本対中国・韓国・ロシアの領海問題が、ここにきて非常に煩くなってきました。 ロシアのメドベージェフ大統領(首相)の国後島訪問から始まり、韓国李明博大統領の竹島(独島)訪問、香港・台湾人の尖閣魚釣島上陸、日本の地方議員の魚釣島上陸などが、立て…

映画「かぞくのくに」

19日の日曜日に、女房と日本映画「かぞくのくに」鑑賞。監督は在日の女性監督。女房がどうしても見たいということで、付き合うことに。 「かぞくのくに」とは日本のことなのか、北朝鮮のことなのか? 1959年から始まった在日韓国・朝鮮人の北朝鮮への帰還事…

日韓関係の行方

オリンピックのサッカー男子とバレーボール女子の3位決定戦が、いずれも日韓戦となりました。何がなくても日韓戦は熱がこもるのに、今回は両国関係の悪化の中で行われることから、別の意味で心配になります。 何故この時期に?韓国の李明博大統領が竹島を1.5…

なでしこジャパンの健闘

オリンピック女子サッカー決勝は、残念ながらなでしこが1-2で敗れましたが、早朝LIVE放送を見た限りでは、予想に反してほぼ互角の戦いでした。最悪3点差以上の差が出るかも?と心配していましたが、大変な健闘でした。決定的なチャンスとピンチがお互いに…

伊調もすごいが小原も立派

女子レスリングが始まり、初日の48kg級、63kg級のいずれも日本が金メダルという素晴らしい結果。 伊調の3連覇はもちろんすごい記録で、最高級の絶賛に値しますが、小原の金メダルも負けず劣らずすごいものです。 本来は51kg級で世界選手権で優勝してきたもの…

「近い将来に」と「近いうちに」

「近い将来に」と「近いうちに」の違いは何か? 「近いうちに」の方が、若干時間間隔が狭いニュアンスがあるようなないような。 菅直人前首相が辞める辞めないで大騒ぎになった時、やはり内閣不信任案での採決寸前、鳩山由紀夫と会談し、曖昧な一筆をとり、…

自民党のジレンマ

昨日の続きで、政局の話。 オリンピックの陰に隠れながら、政局が動いています。中小野党は怖いものなし(裏を返せば責任がない)で、内閣不信任案と問責決議案を両院に提出し、揺さぶりをかけていますが、一番悩んでいるのが自民党。三党合意なる増税法案を…

オリンピックの熱狂の裏で

オリンピックで盛り上がり、ニュースもオリンピック一色という中、国会がとんでもないことになっています。またまた政党間での内閣不信任案提出だの、問責決議案だのとやっています。 オリンピックで世論が政治への関心を薄めている隙を狙って、何気なく消費…

なでしこジャパンのふんばり

なでしこジャパンがついに決勝進出を決めました。昨年の女子ワールドカップが決してまぐれではないことを、堂々と証明してくれました。 さすがに真夜中の試合で、テレビ観戦はあきらめましたが、朝起きてテレビをつけると、アメリカVSカナダ戦がまだ中継され…

韓国映画「トガニ 幼き瞳の告発」

月曜の夜、どうしても早く見たかったので、「トガニ 幼き瞳の告発」鑑賞。 韓国の地方都市で2000年~2006年に聴覚障害者の学校で実際に起きた虐待事件を告発した衝撃作。この映画の公開、ヒットにより、通称トガニ法という法律もでき、裁判もやりなおされ、…

浅田次郎「初等ヤクザの犯罪学教室」

浅田次郎「初等ヤクザの犯罪学教室」読了。 浅田次郎の真骨頂がいかんなく発揮されているエッセイ?それとも小説? 浅田次郎が自分の経験を踏まえたかのように、巧みに犯罪学を語ります。中でもやくざ抗争の現場に直面し、一緒にいた親分が殺害されるところ…

映画「BRAVE HEARTS 海猿」

「BRAVE HEARTS 海猿」鑑賞。映画版は3作目の鑑賞になります。先ず言えることは、海上保安庁の人命救助の映画ということで、全て海が舞台。そして伊藤英明と加藤あいの夫婦、時任三郎の海上保安庁の先輩幹部の演技もいつも通り。勿論ストーリーも海難事故に…

都市計画審議会なる儀式

個人的に理由があって、世田谷区都市計画審議会を昨日傍聴しました。 都市計画審議会は、都市計画法で各自治体に設置が義務付けられ、その自治体が実施する都市計画案を決定する前に、その計画案の良し悪しについて文字通り「審議」し、行政の長に報告するも…

オリンピック柔道の呪縛

さすがにオリンピック!!! 始まる前はそんなに期待もしていないのですが、さすがに始まると盛り上がります。 特に日本にとってはメダルの期待が大きい柔道が開会早々から始まるので、余計に盛り上がりが早いこともあります。 さて、その柔道ですが、最もメ…

映画「The Lady アウンサン・スー・チー 引き裂かれた愛」

久しぶりに、女房と映画鑑賞。何を見ようかと迷った末、フランス映画「The Lady アウンサン・スー・チー 引き裂かれた愛」を選択。 これが期待以上の作品で、アウンサン・スー・チー女史の、ミャンマー自由化闘争への軌跡がよく理解できました。 とにかく、女…