2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

池波正太郎「剣客商売」

時代小説の大御所、池波正太郎を読み始めました。読むとなかなかやめられない、と言う読者評どおり、各短編の話が面白く、次がすぐ読みたくなる魅力があります。 剣客商売の主人公はご存知秋山小兵衛、そして登場人物は息子の大治郎、小兵衛の孫ほども歳の離…

映画三題

猛暑の週末、暑さを凌げる所は図書館、プール、そして映画館。図書館が一番安くていいのですが、今週は映画館へ。かつてはパチンコ屋で涼んでいたこともありますが、お金がかかるばかり。映画はその意味では安いほうかも。 土曜日は三軒茶屋で2本立て鑑賞。…

金賢姫元死刑囚の来日

北朝鮮の国内情勢は依然不透明。デノミ実施後の経済が極めて悪くなり、軍人までもが脱北を始めたとの情報もあります。更には将軍様の後継問題も大詰めを迎えて、権力闘争が激しいとの情報も。これらの情報は、あくまで韓国やアメリカの情報筋からの発信。真…

夏本番

梅雨明けの3連休。土日は駒沢球場へ高校野球の東京都予選観戦。2試合×2日で都合4試合を観戦。 土曜日も暑かったのですが、雲も多く、日陰になる時間が多かったため、それほど感じませんでしたが、昨日の日曜日は兎に角酷暑でした。観客席には日照を隠す…

連城三紀彦「飾り火」

先週に引き続いての連城作品、「飾り火」読了。文庫本の上下巻、トータル750pほどの長編。 上巻を読んでいて、ここまでの悪女がいるのか?と思うほどの妙子の悪女ぶり。中年の既婚者の男の惚れて、その男の家庭を崩壊し、男を自殺に追いやった女が、また同じ…

スペインサッカーの真髄

Wカップサッカーの決勝戦、スペイン-オランダ戦。全後半0-0のまま延長へ。そして、延長後半10分にイニエスタの決勝ゴールが見事に決まり、スペインの初優勝が達成されました。 スペインのサッカーを見ていて思うことは、そのパスの多さ、正確さ、そし…

どうして自民党なの?

参院選の開票結果は、民主党の惨敗、自民党の復調、みんなの党の躍進で終わりました。 この中で、「どうして自民党が復調するの?」が、私の大いなる誤算。 一人区で自民党に完敗しました。民主党への一連の失望感は理解できるにせよ、なぜ自民党なの? 自民…

連城三紀彦「花堕ちる」

連城三紀彦「花堕ちる」読了。この小説もかなりの長編、そして、かなりのどろどろ劇。 主人公の作曲家、高津の妻が失踪し、彼が妻を追ううちに、15年前の悪夢のような事件が蘇り、妻が愛した男の狂気が語られていく、というストーリー。 妻の紫津子、謎の女…

再びクラシック鑑賞

新宿交響楽団の定期演奏会を新宿文化センターにて鑑賞。 新宿交響楽団はアマチュア楽団ですが、既に定期演奏会を39回も行っているかなりの老舗。 チャイコフスキーの「悲愴」他2曲。悲愴は聞いた覚えがあるので親しみがあるのですが、あとの2曲は初めて…

映画「さよならいつか」、「今度は愛妻家」

今日は三軒茶屋で映画二題鑑賞。 「さよならいつか」は、中山美穂が12年ぶりぐらいで主演したという恋愛映画。それも韓国の監督が撮った韓国映画? 最初謎の女のように登場する大金持ちの女と、その女の虜になってしまう男。男には婚約者が、そして女は離婚…

サッカーの不思議

イングランド、アルゼンチンに対してはあれだけ強かったドイツが、スペインのパスサッカーには手も足も出ず敗北。スペインは、予選リーグ初戦のスイスに敗れたものの、その後は手堅い試合運びで、点は通算7点ながら始めて決勝に進出しました。2年前のヨー…

大相撲放送中止

野球賭博をめぐる日本相撲協会のドタバタ、不祥事。NHKが名古屋場所の放送中止を決定しました。 ほとんど相撲中継を見ないので、個人的には全く関係ないのですが、相撲協会にとっては放送権料の損失も大きいですが、最も大きな損失は、生中継によってファ…

演劇「醜男(ぶおとこ)」

三軒茶屋の世田谷パブリックシアターで、演劇「醜男(ぶおとこ)」観劇。人間の顔に焦点を当て、醜い男が整形して美形になり、それが結局「何なんだ?」的な内容なのですが、少し難解。ドイツの戯曲家の作品の翻訳ものですが、翻訳ものはどうしても難解にな…