2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

重松清「青い鳥」

またまた重松清の名作に出会いました。 「青い鳥」は、吃音の中学校の「教師」ではなく非常勤の村内「先生」が8篇すべてに登場する感動の短篇小説。吃音ゆえに生徒から笑われることもある先生ですが、「寂しい」生徒のそばに来て「たいせつなこと」を残して…

重い右腕

1週間ほど前から右腕に違和感があり、断続的に鈍痛がやってきます。痛いという感覚ではなく、重い感覚。手の握力が弱っている感覚。そして、今日になって更に重くなってきました。 これが50肩なのか?確かに40肩のときも、何となく鈍痛がやってきました…

眠い眠い症候群

暑い暑い酷暑の夏。休日でも朝早く目が覚め、起床して朝食をとってテレビを見て・・・ するとすぐにまた眠くなってしまいます。緊張感の無い休日の、最も悪い過ごし方。 うちにいても暑いだけなので(我が家は何故かクーラーをかけない)、今年初めてのプー…

「きみの友だち」鑑賞

待望の映画「きみの友だち」鑑賞。今日が東京での封切ということで、監督と女優さん3人が舞台挨拶。主演の石橋杏奈はなんと16歳の誕生日を迎えたばかりとのこと。これを聞いて、舞台挨拶後の映画への思い入れが少し変ってしまいました。 小説が連作の短編で…

「きみの友だち」鑑賞

待望の映画「きみの友だち」鑑賞。今日が東京での封切ということで、監督と女優さん3人が舞台挨拶。主演の石橋杏奈はなんと16歳の誕生日を迎えたばかりとのこと。これを聞いて、舞台挨拶後の映画への思い入れが少し変ってしまいました。 小説が連作の短編で…

読書録

今週は暑気払いやら何やらで毎日遅く、とにかく疲れました。これからが夏本番、身体がもつのか心配になってきました。とにかくがんばってこの夏を乗り切りましょう。 今週も地震やら無差別殺傷事件やら、事件事故が相次ぎました。地震も連鎖反応的に起きれば…

映画「クライマーズハイ」鑑賞

今日は息子と一緒に映画「クライマーズハイ」鑑賞。 横山秀夫は最近新作が無く、寂しい限りですが、「この「クライマーズハイ」は横山の作品の中でも出色の作品。「半落ち」で直木賞候補になりながら、審査委員のいちゃもんで受賞できず、怒った横山が直木賞…

「エブリリトルシング」観劇

金曜日の夜、紀伊國屋サザンシアターにて「エブリリトルシング」観劇。 大村あつしのベストセラーの舞台化、といっても何も知識も無く、ただ新聞の記事を見て観ようと思っただけですが、なかなか面白い芝居でした。 6つの連作短編を舞台化しているのですが…

「エブリリトルシング」観劇

金曜日の夜、紀伊國屋サザンシアターにて「エブリリトリシング」観劇。 大村あつしのベストセラーの舞台化、といっても何も知識も無く、ただ新聞の記事を見て観ようと思っただけですが、なかなか面白い芝居でした。 6つの連作短編を舞台化しているのですが…

「エブリリトルシング」観劇

金曜日の夜、紀伊國屋サザンシアターにて「エブリリトリシング」観劇。 大村あつしのベストセラーの舞台化、といっても何も知識も無く、ただ新聞の記事を見て観ようと思っただけですが、なかなか面白い芝居でした。 6つの連作短編を舞台化しているのですが…

野茂英雄のこだわり

とうとう野茂英雄が引退表明しました。とことん大リーグの現役にこだわった野茂の引退の言葉は「悔いが残る」でした。 通常スポーツ選手は「気力、体力の限界。でも、やるだけのことはやって満足」といった引退の挨拶が大多数であるが、野茂はあえて「悔いが…

村岡兼造の無念

自民党橋本派への日歯連からの1億円の闇献金事件が最高裁で結審しました。せっかく地裁で無罪判決を受けたものの、高裁、最高裁と有罪判決。会計責任者の自白のみが有力証拠として採用され、合議に参加したとされる野中元幹事長、青木元参院会長の二人はお…

映画「歩いても歩いても」

今日は「クライマーズ・ハイ」を息子と見る予定でしたが、息子に用事ができた関係で来週に先送り。今日は「歩いても歩いても」を一人で鑑賞。 タイトルの「歩いても歩いても」は映画の途中で流れる「ブルーライトヨコハマ」の歌詞の一部。題名と映画の内容に…

高校野球の底辺

夏の風物詩、高校野球。今全国の都道府県で予選の真っ最中。そこで今日は東東京予選を観に駒沢球場へ。今日の試合は関東一高-東京学園、都立戸山高校-渋谷教育の2試合。 球場に着くと、第一試合の3回表。既に得点は7-0で関東一高が圧倒的に優勢。投手…

高野和明「6時間後に君は死ぬ」

最近の読書ペースは二週間に3冊。すべて小説で、すぐに中身を忘れてしまうような読書なので意味がない気もする今日この頃。それにどきどきして読むような小説にも最近出会っていません。 そんな中で高野和明「6時間後に君は死ぬ」を読んで、久しぶりに先を…

折原一「疑惑」

折原一「疑惑」読了。表題作を始めとして5編の短編集。 「偶然」。振り込め詐欺をうまく利用した家政婦の犯罪。全く読めませんでした。 「疑惑」。引きこもり少年と放火魔。誰もが疑う等式でしたが、実は意外な犯人が。 「危険な乗客」。新宿駅発23:09「ム…

洞爺湖サミット

やっと洞爺湖サミットが明日から開幕します。「やっと」というのは、あまりにも前置きが長いからということ。 かつてのサミットは、「先進国首脳が互いに膝をおってフェーストゥーフェースで気軽に国際経済を語り合う場」であったはずなのですが、次第に大げ…

江上剛「霞ヶ関中央合同庁舎第四号館 金融庁物語」

銀行出身作家江上剛の表題作読了。長々とした小説名ですが、話の中身は数年前にあったUFJ銀行に対する金融庁の調査に対して、UFJ銀行が検査書類を隠して検査妨害した顛末を、ノンフィクション風に描いた小説です。実名を使うのまづいので、銀行名や企…

北朝鮮戦略

北朝鮮に対するアメリカのテロ指定国解除が行われ、日本の拉致問題の行方がいよいよ困難になりつつあります。45日後の最終解除後に北朝鮮がとる態度はいかがなものか。 息子に言わせると、”北朝鮮の核放棄で日本の1億2千万人が救われた”との意見。この前…