2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

映画「おみおくりの作法」「イマジン」

ギンレイホールにて、映画二題鑑賞。 「おみおくりの作法」は、ロンドンのある地域で、身寄りが分からずに亡くなった人の身辺整理とお葬式を行っている民生係の役人のお話。主人公はできる限り親族や知人を捜してお葬式に出てもらうことをモットーに、手間暇…

映画「顔のないヒットラーたち」

ドイツのナチス関連映画「顔のないヒットラーたち」を武蔵野館で鑑賞。 ナチス指導者たちの犯罪はニュルンベルグ裁判で裁かれ、その後もナチスの犯罪者たちへの訴追は続いていたようですが、時とともに西ドイツ国内でも次第に関心が薄れ、国民全体が「古傷に…

石田衣良「北斗」

久しぶりに石田衣良作品を読む。虐待と殺人という重いテーマを主題にした長編作「北斗」。 虐待されたことも、したこともないので、虐待の持つ恐ろしさ、連鎖性などはわかりませんが、とかく事件になるのは、自分も虐待されていた子供が大人になって、自分の…

日本学術会議主催シンポジウム「亀裂の走る世界の中で」

日本学術会議主催おシンポジウム「亀裂の走る世界の中で」が早稲田大学大隈小講堂で開催されていたので参加しました。 今年の年初にフランスで起きた「シャルリ・エブド事件」、ISによる日本人人質殺害事件、そして今進行中のシリアからヨーロッパへの大量…

映画「ベル&セバスチャン」

武蔵野館にて、フランス映画「ベル&セバスチャン」鑑賞。1943年のスイス国境に近いフランスの山村を舞台にした少年と犬の愛情あふれる物語。とにかく犬(真っ白のゴールデンリトリバー?)の健気さと少年のコラボレーションが光る、誰でもが安心して観れる…

東野圭吾「マスカレード・イブ」

東野圭吾の「マスカレード・ホテル」で出会う警視庁の刑事新田浩介とホテルの優秀なフロントウーマン山岸尚美が、出会う前の二人のエピソード4篇が収められた短編集。 「マスカレードホテル」では、二人が協力して難事件を解決するストーリーだったと思いま…