民主党のドタバタ

「軽井沢に小沢応援団が集結」
民主党党首選を控えて、党内の混乱?ドタバタ?が続いています。何と、あの小沢一郎を立候補させようとする勢力がこんなにもたくさんいるとは?
軽井沢の鳩山別荘に集まったという160名が全員小沢シンパではないでしょうが、これだけ大々的に反菅ムードを盛り上げると、同じ民主党員なのかと、疑いたくなるほど。彼らは本当に小沢が総理になって国会運営ができると思っているのでしょうか?
政治と金で野党は最初から小沢首相?の証人喚問を要求するでしょうし、それがかなわなければ不信任案提出、反小沢の民主党内勢力のこれに同調するかもしれない危険性もあります。そんな先が見え見えなのに、この騒ぎ。全く派閥全盛時代(小泉以前)の自民党にそっくり。これでは国民もあきれてものが言えません。
反菅勢力が忘れていることが一つあります。鳩山首相小沢幹事長体制は、政治と金の問題で支持率を急激に落とし、普天間問題も併せて、鳩山が小沢を道連れに辞任しました。あの時辞任せず、参院選を戦っていたら、選挙に勝ったでしょうか?おそらく菅政権以上の惨敗を喫したのではないかと思います。
それを一番わかっているのは、鳩山であり、選挙のプロと言われる小沢のはずです。そんな自分たちの失態を横において、よくも菅を批判できるものです。
今最も頭が痛いのは鳩山ではないか?小沢が来れば持ち上げなければならず、そうは言っても菅を批判できない。言えるのは「挙党一致」だけ。
結局、日本政治のこの20年間は、小泉時代を除き、小沢に振り回されているだけの気がします。
情けない民主党の姿です。
今日はこの辺で。