2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

逢坂剛「恩はあだで返せ」読了

久しぶりに逢坂剛作品を読みました。おなじみの斉木、梢田コンビが登場する「恩はあだで返せ」。逢坂は「カディスの赤い星」で直木賞を取った重鎮ですが、この斉木、梢田コンビの作品はいかにも軽い小説です。彼の得意とするスペインものに漂う重さが全く感…

アカデミー賞における日本語の壁

本場アメリカのアカデミー賞発表の日。残念ながら作品賞の「硫黄島からの手紙」と助演女優賞の菊池凛子さんの受賞はありませんでした。いずれも日本語の作品と演技で、アメリカの映画関係者の賛同を得られなかったのでしょう。ただ、作品的には硫黄島がディ…

安倍内閣の支持率

今日は久しぶりの遠出のウォーキング。といっても東久留米ですが。西武池袋線で東久留米下車、駅から黒目川に出て河畔を歩き落合川へ。今度は落合川を遡り氷川神社まで歩き、東久留米まで戻ってくるコース。黒目川を下って落合川との合流地点でコースを変え…

大島椿

今週20日、21日と1泊2日で、伊豆大島に出張してきました。10数年前に初島に行ったことはありますが、伊豆諸島へ行くのは初めて。東京の竹芝桟橋から2時間ほどの船旅ですので、日帰りでも楽に行ける手ごろな伊豆大島。昭和61年の三原山大噴火によ…

北朝鮮は変わるのか

6カ国協議が一応の合意を見て、今後は5つの部会で具体的な問題が話し合われることになったようですが、新聞、テレビでの専門家と称する方々、あるいは政治家の方々の意見はいろいろのようです。結局10年まえの米朝の枠組み合意のように、いろいろ難癖をつ…

東京マラソン

日本で初めてという大都市での市民マラソン、東京シティーマラソンが行われました。あいにくの天気でしたが、3万人という大集団が首都の名所を駆け巡りました。東京マラソンといい、東京オリンピックといい、石原知事が言い出したかどうかは知りませんが、…

恩田陸「蒲公英草紙」読了

恩田陸の「蒲公英草紙」を読み終えました。この作品は確か1年ぐらい前、東野圭吾が受賞した直木賞で候補となった作品だったかと思います。恩田が「光の帝国」で書いてこだわっている「常野」が若干出てくる作品。ただ、この作品は槙野家の次女である聡子が主…

日本アカデミー賞

今日は本場アメリカより1週間早い日本アカデミー賞の発表日。本場とは比べ物になりませんが、それでもだんだんこの賞が権威を持ってきたのは確かです。発表式も豪華になり、レコード大賞よりも派手になりました。ここ最近の日本映画の頑張りも大きな要因で…

都知事選の行方

今年は4月に統一地方選、7月に参院選を控え、国会は始まったばかりですが、既に選挙モードに入っているような状況です。柳沢発言で愛知県知事選と北九州市長選がどうなるかと注目を集めましたが、与党がかろうじて1勝1敗。あと1週間あったらどうなった…

北朝鮮のごね得なのか

表題の前にコメントを一つ。東武東上線常盤台駅付近で、自殺しようと氏や女性を助けようとした警察官が亡くなりました。重体で意識が戻らないままお亡くなりになったようです。当の女性は重傷を負っていますが、命には別状がないのかどうか? 昨日の日記に書…

若者の街

連休真ん中の昨日の日曜日、新宿で映画鑑賞。最近、毎日新聞の金曜日の夕刊を楽しみにしています。何故かと言うと、映画のレビューがあるためです。先週金曜日のレビューのトップが「幸福な食卓」でした。日曜日の朝、ふと思いつきこの映画を見たくなったの…

それにしても?

それにしても暖かい冬です。白梅もかなり咲いてきました。梅が丘の羽根木公園は梅の名所ですが、かなり人出がありました。今日は通り過ぎただけですが、明日は花を見てくる予定です。 この冬は、今のところ雪を見ていません。このまま春になってしまったらど…

「ディバーデット」観賞

金曜映画の日の今日は、マーチン・セコッセイジ監督の「ディバーデット」を観賞。久しぶりの外国映画の鑑賞でしたが、思った以上に面白い作品でした。香港映画のリメイクものなのだそうですが、前作の方は見ていないので優劣は付けられませんが、今作もなか…

少子社会の必然性

柳沢発言で少子化社会の問題が一層クローズアップされました。今日は衆議院予算委員会で集中審議も行われたようです。 たまたま昨晩、かつて一緒に机を並べて仕事をした女性社員と話す機会がありました。彼女は職場結婚して、現在は1児(2歳)の母であり、…

北朝鮮帰国者運動とは何だったのか

1959年から1984年まで行われていた「北朝鮮帰国者運動」で、在日韓国・朝鮮人及びその妻たち、9万3千人が北朝鮮に渡りました。「地上の楽園」という巧妙な宣伝によって、これだけの人が北朝鮮に行き、多くの苦難を味わうことになってしまったのです。彼ら…

柳沢大臣の失言問題

「口は災いの元」とは正にこのことか。柳沢発言が国会審議をストップさせてしまった。報道によれば、柳沢大臣本人はこれ以上針の筵にはいたくない気持ちが強く、辞任したいと思っているそうだが、安倍首相にとっては2人目の閣僚辞任は内閣の存亡の危機とば…