2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

柚木裕子「検事の死命」

先日初めて読んだ柚木作品「検事の本懐」の続編、「検事の死命」読了。 短編4作は、検事、佐方貞人を主人公とした裁判もの。 「心を掬う」は郵便局で現金の入った普通郵便からその現金を掬寝た男を追い詰める話。トイレの浄化槽を明後日まで証拠を集める佐…

映画三題

昨日11月22日は武蔵野館で「6歳のボクが大人になるまで」鑑賞。映画タイトルのそのまま、同じ役者が同じ役を12年間演じる壮大な試み。ストーリーは決してドラマチックではないのですが、リチャード・リンクレイター監督の発想は壮大で奇抜。親の二人の役者さ…

三浦しおん「まほろ駅前多田便利軒」「風が強く吹いている」

三浦しおんの直木賞受賞作「まほろ駅前多田便利軒」読了。三浦しおんの作品は「小暮荘物語」に続いて2作目。いま最も売れっ子の一人で、映画やドラマに引っ張りだこの原作の作家だけあって、すぐ次が読みたくなる作品でした。 過去に傷を持つ多田はまほろ駅…

箱根一泊旅行

20年ぶりに箱根に温泉旅行してきました。会社の所属する健保組合の保養所で、安く利用できます。今回初めて利用させていただきましたが、部屋は広くきれいで、食事は食べきれないくらいたくさんで、お味もよく、文句のつけようがありません。女房も大満足で…

大学文化祭見学

三連休をどう過ごしたのか?健忘症気味で昨日のことをすぐ忘れてしまう今日この頃。 一日の土曜日は、午後から拓殖大学文京キャンパスにて公開講演会聴講。普段は海外事情研究所の講演を聞くのですが、この日は商学部の教授の会計学の歴史講演。福沢諭吉は「…

映画「誰よりも狙われた男」

本日は武蔵野館で、「誰よりも狙われた男」鑑賞。スパイ小説の第一人者、ジョン・ル・カレの小説の映画化。「裏切りのサーカス」が極めて難解だったため、同じように難しい映画と思ってみましたが、こちらの方はわかりやすく、私の頭でも理解できました。 主…