2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧
ノンフィクション作家、鎌田慧著「死刑台からの生還」読了。戦後間もない1950年、四国香川県の財田村で発生した殺人事件で死刑判決を受け、34年後に再審無罪を勝ち取った谷口繁義。典型的な冤罪がいかに作られたか、そして奇跡的な出会いにより再審の道が開…
お彼岸の3連休の最終日の9月23日(月)、新宿シネマカリテにてアメリカ映画「ラスト・ムービー・スター」観賞。主演が80歳を超えたバート・レイノルズ。彼が自分の生涯をヴィック・エドワーズというかつての映画スターに置き換えて、落ちぶれた現在を反省を…
9月19日(木)から福井県に仕事で行く機会があり、3連休が控えていることから、仕事が終わった20日午後から北陸三県旅行となりました。 20日は敦賀観光。港や気比神社と港の散策。敦賀まで新幹線が伸びりことから、駅周辺や沿線は新幹線工事の真っ盛り。周辺…
里見繁著「死刑冤罪-戦後6事件をたどる」読了。著者は毎日放送に入社し、テレビドキュメンタリー一筋に生きてきて、現在は大学教授を務める方。 戦後の代表的な死刑冤罪6事件(免田事件、財田川事件、松山事件、島田事件、袴田事件、飯塚事件)+足利事件(…
検事を12年間勤め、現在は弁護士となっている市川寛著「検事失格」読了。 ダイバージョン、訳すと犯罪者をできるだけ社会復帰できるような手助けを司法行為を通じて行うこと。これを目指して検事に任官した市川氏が、現実の検察という海の中で、もがき苦し…
本日は、東京福生市にある横田基地で行われた日米友好祭を見学に行ってきました。横田基地の名前は知っていましたが、正確な場所もわからずにおりました。たまたま、憲法9条を守る会のHPに、福生市民会館集合で見学会があるとのことで調べると、今日と明日…
9月1日(日)、テアトル新宿にて日本映画「よこがお」鑑賞。深田晃司監督-筒井真理子のコンビによる「渕にたつ」に続いての作品。深田監督のオリジナル脚本作品でもあり、彼の大きな才能を感じるとともに、筒井真理子さんの演技にも脱帽の名作でした。 深田…
8月30日(金)、妻と一緒に世界遺産である富岡製糸場見学に行ってきました。 行くきっかけは、妻がドラッグストアのポイントカードを紛失し、群馬の高崎警察署から、ポイントカードを預かっているので、期限までに取りに来てください、との電話連絡があった…
週末に映画散策観賞。 7日(土)は、ギンレイホールにて「僕たちのラストステージ」と「天国でまた会おう」 イギリス映画「僕たちのラストステージ」は、1930年代からハリウッド映画を支えたお笑いコンビのローレル&ハーディの晩年の伝記映画。二人は1950年…
韓国の最高裁判所における個人請求権容認判決以来、日韓関係は報復合戦で戦後最悪の関係となっています。そこで外村大氏著「朝鮮人強制連行」を読んでみました。 相当多くの資料を読み込んだり、インタビューなどした労作で、非常に客観的に書かれた著書とな…
元エリート裁判官で、裁判所組織にあいそをつかした瀬木比呂志著「絶望の裁判所」読了。私自身、今、とある行政裁判で原告の一人となり、行政と戦っているのですが、裁判所や裁判官は全くあてにはならないことを痛感しているところです。詳しくは書けません…