2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧
イージス艦と漁船との衝突事故から早10日が経過しましたが、漁船員二人は未だ発見されず、創作が続いていますが、それ以上に騒がしいのが、この10日間の防衛省の迷走ぶり。漁船を確認した時刻が当初発表に比べて10分間早まり、航海長の事情聴取を行っ…
東野圭吾のスチュワーデスもの短編「殺人事件は雲の上」。東野作品は非常に重く、暗い作品もありますが、本作のような軽い喜劇タッチの作品も数多くあります。本作はスチュワーデスのエー子、ビー子が謎解きをする航空機もの。殺人事件も軽いタッチで描いて…
土日の2連休はあっという間に終わろうとしています。寂しいですねえ。 今日は新宿の映画館に「スイーニートッド」を見に行ってきました。血のほとばしる復讐劇ミュージカル。誰彼かまわず殺して、人肉をミートパイにするのは気持ち悪いですが、全体的にはそ…
自衛隊のイージス護衛艦と漁船の衝突事故で、防衛省のリスク管理の杜撰さが表面化しています。 防衛省は守屋事件があったばかり。その前には防衛施設庁の官製談合もありました。このところ話題に事欠かない官庁です。 ただ、防衛省がただ単に「官庁」といっ…
昨日も電車のマナーについて書きましたが、今日もまた。 私は大宮から湘南新宿ラインに乗るのですが、赤羽駅で変わった乗客が乗ってきます。外見は特におかしなところはないのですが、毎日リュックをしょっています。そして、乗ったとたんに反対側の扉を思い…
通勤の新幹線での出来事。宇都宮から自由席に乗車して空いている席を探しました。すべて2列座席の車両のため各席に一人は座っています。そして半分の人は隣の空いている席に荷物を置いています。乗客が入ってくると荷物をどかす人と知らんぷりの人が半々。…
日教組が教研集会会場として予約した高輪グランドプリンスホテルが、予約をキャンセルし、問題になっています。裁判所がキャンセルは無効との判断を下したにもかかわらず、それに従わず、結局教研集会が一部中止になりました。 ホテル側のキャンセルの理由が…
昨夜は日本アカデミー賞の発表・授賞式。賞が分散しましたが、昨年は日本映画界にとって何か物足りない年でした。 作品賞が「東京タワー」。残念ながらこの作品は未だ見ていませんでした。したがって評価できませんが、その他のノミネート作品も例年と比べる…
東野圭吾の初期の作品、「魔球」を読みました。多作の東野作品の中でも、デビュー作に近い作品で、彼の才能のすごさがよくわかります。 東野作品にはいくつか?スポーツを題材としたものがありますが、この作品は高校野球。天才投手須田武志の、切なく悲しい…
最近の「食」に関する企業の不祥事は、ほとんどが内部告発から判明しているとのこと。食に拘わらず、その他の企業不祥事も内部告発が発端となっていると言われています。かつて内部告発は裏切り行為とされ、社会的にも告発者は異端児とされてきましたが、最…
重松清「永遠を旅する者・・・」読み終えました。この小説はテレビゲーム「ロストオデッセイ」用に作られたお話とのこと。私はテレビゲームには全く関心がないため、そのゲームがどんなものなのかわかりませんが、普通の短編・連作小説としても十分に楽しめ…
アン・リー監督作品「ラスト、コーション」鑑賞。 初めて府中のシネコンに見に行きましたが、座席がゆったりしていること。 シネコンは行列して席を指定されるまで行列に並ばなくてはならず、それが気に入らないのですが、ゆったりした席に座れたので帳消し…
今アメリカでは時期大統領の予備選が真っ盛り。ブッシュの人気ががた落ちしていることから、主役は民主党の予備選。その中でも今回は初の女性大統領か、はたまた初の黒人大統領か、という興味深い戦いが繰り広げられています。 ここに来て、俄然黒人候補のオ…
江上剛「座礁」を読み終えました。これぞまさしく、銀行員作家江上剛の経験談をそのまま活字にした小説。10年ほど前の第一勧業銀行の対総会屋への不正融資問題の発覚により、経営陣が一掃された際の銀行内部の混乱を赤裸々に描いています。この中にどれだ…
今日は演劇鑑賞。といっても、大それたものではありませんが。 1週間ほど前の新聞の夕刊に演劇評があり、なかなか面白そうで、かつ新宿の劇場でもあったので行ってみることに。いわゆるアングラ劇とは違った、本格的なストーリーがありました。 演題はずば…
中国製冷凍餃子問題で、またまた食の安全論議が最高潮。”中国”嫌いが如何に多いかがよくわかります。原因究明が完全ではない段階から、「中国だから」を根拠に議論がなされているように感じられます。私は決して中国贔屓ではありませんが、昨年暮れまでの日…
金曜夜は「アメリカン・ギャングスター」、そして今日は「歓喜の歌」鑑賞。 「アメリカン・ギャングスター」は1970年ごろのニューヨークを舞台にしたギャングと警察腐敗を描いた作品。こうした類のアメリカ映画の原点は「ゴットファーザー」になるのでしょう…
白石一文は好きな作家なのですが、世間的には描写が細かすぎる嫌いがあるとのこと。その細かすぎる表現、描写が現れているのがこの作品。 彼は福岡生まれで、福岡を舞台にした小説が多いようですが、この「永遠のとなり」は白石の「私」小説としか思えない作…