#練習用
8月25日(日)、ギンレイホールにてアメリカ映画「記者たち 衝撃と畏怖の真実」鑑賞。 地方新聞社にニュースを配信するナイト・リッダー社の記者が、イラク戦争のアメリカの政党理由となる大量破壊兵器の有無について否定し、政治権力に向き合う姿を描く。ナ…
下野新聞記者著「冤罪足利事件―「らせんの真実」を追った四〇〇日」読了。下野新聞は足利事件が起こった栃木県の地方紙。その地方紙記者が、地元で起こった幼女殺害事件を警察、検察の捜査を何の疑いなく垂れ流し、裁判所の判断にも疑うことがなかった反省を…
副島隆彦、植草一秀、高橋博彦共著の表題ノンフィクション作読了。 公文書を勝手に改ざんするような政権では当然起こりうる犯罪的な冤罪でっち上げ事件、それが当時小泉政権時代に政策批判していた植草一秀氏の痴漢でっち上げ事件です。2004年には手鏡事件が…
本日はギンレイホールにて日本映画二題鑑賞。実は昨日も足を運んだのですが、20分前に到着したにもかかわらず、すでに立ち見とのこと。仕方なくあきらめてウォーキングに切り替え。飯田橋からいつものように桜並木の遊歩道を歩いて四ツ谷へ、そして90度…
米澤穂信のミステリー作品「儚い羊たちの祝宴」読了。良質なミステリー短篇が5編納められた作品で、米澤ワールドが展開します。いずれも「バベルの会」という大学の読書会に関係する登場人物が登場する連作の趣もありますが、話自体はすべて単独で関係性はあ…
先週末は40年前の映画「ディア・ハンター」と20年前の映画「ペパーミント・キャンディー」を鑑賞。 「ディア・ハンター」は、マイケル・チミノ監督の代表作にして、アカデミー作品賞、監督賞に輝いた渾身の一作。私が見るのは何年ぶりか?忘れましたが、ロシ…
2月23日(土)、韓国映画「1987、ある闘いの真実」とタイ映画「バッド・ジーニアス危険な天才たち」をギンレイホールにて鑑賞。いずれも2度目の鑑賞でしたが、両作品とも傑作で、何度見ても面白い。 「1987、ある闘いの真実」は、全斗煥の軍事政権…
新宿武蔵野館にて映画二題鑑賞(14日と17日)。いずれも世界史的な興味を引く映画。 「英国総督最後の家」は、1947年、インドがイギリスから独立する直前に、イギリスの総督として独立前の最後の総督としてインドに赴任したマウントバッテン卿とその家族が直…
6月2日(土)は、飯田橋ギンレイホールにて映画鑑賞。 アメリカ映画「ロング、ロングバケーション」はそれぞれに病を抱える老夫婦がキャンピングカーで旅をするロードムービー。演じるのはヘレン・ミレンとドナルド・サザーランド。 ヘレン・ミレン演じる奥…
長い休みもあと一日だけとなりました。 5月2日(水)~3日(木)は 5年前に一度行ったことがある山梨塩山の裂石温泉雲峰荘へ夫婦旅行。とにかく近くて安くて温泉がよくて、しかも食事がおいしいという、四拍子揃った手軽な温泉。東京に新宿以西に住んでいる…
4月28日の土曜日、新宿シネマカリテにて、ハンガリー映画「心と体と」鑑賞。 ハンガリー映画自体、ほとんど日本で公開されることがありませんが、この作品はベルリン国際映画祭で最高賞の金熊賞を受賞したということで、日本公開が実現したのでしょう。確か…
3月31日(土)、早稲田大学にて「朝鮮半島の核危機 対話による解決は可能か」シンポジウムに参加。韓国平昌オリンピック前、突然に北朝鮮が韓国に歩み寄り、統一チーム結成、金正恩の妹、与正氏の訪韓、南北高官の会談、そして南北首脳会談の決定、おまけ…
本日は新宿TOHOシネマにて日本映画「羊の木」鑑賞。 刑務所から仮釈放された人たちを自治体が身元保証人になり受け入れて、10年間は定住させるという政策を受け入れた富山県のある自治体。受入担当者となった市の職員を主人公に、過疎化に悩む地方の自治…
太田愛さんは、テレビドラマ「相棒」や「トリック」などを手掛けている脚本家を本業としていたとのこと。そんな彼女がサスペンス小説の三部作を次々に発表しています。最初が「犯罪者」。二作目が本作、そして三作目の最新作が「天井の葦」。一作目と三作目…
唯川恵「テティスの逆鱗」読了。相変わらず読みやすい文体で、かつ先を読みたくなる展開であっという間に読み終えました。 整形外科医の女医と、彼女に整形を受ける4人の女性の底知れない美への欲求を、これでもかこれでもかというほどにしつこく、そして面…
本日はギンレイホールにて映画二題鑑賞。 「八重子のハミング」は50歳ぐらいで若年性アルツハイマーになった妻を介護する旦那と家族の物語。旦那さんを升毅、妻を高橋洋子が演じ、どちらも地味ながら夫婦役を好演。 旦那さんが度重なるがんで3度も入院を…
先日直木賞と受賞した佐藤省吾さんの「身の上話」読了。宝くじで2億円当たったミチルが遭遇する殺人の身の上話、そのミチルと結婚することになるバスの運転手の身の上話など、普通でない出来事を隠すことになる人たちの話が盛り込まれていますが、ミステリ…
久々に浅田次郎の小説を読む。「獅子吼」は表題作以下全6作の短編集。稀代のストーリーテラーの真骨頂がこの作品でも健在。 表題作「獅子吼」は、戦時中の動物園のライオンと元飼育係で、現在は兵隊になった若者の話。兵隊の食事の残飯を飼育していたライオ…
デンマーク映画「マリー・クロヤー 愛と芸術に生きて」を東京フィルムセンターで鑑賞。EUフィルムフェスティバルを開催中のフィルムセンターでの初めての鑑賞。 北欧映画は、その気候風土からか、寒々しい風景が映し出されることが多いが、この作品も舞台…
日本映画「熱い湯を沸かすほどの愛」を先週の土曜日にギンレイホールで鑑賞。 ギンレイホールも、ここ数週間はあまり話題作の上映がなく、それほど混雑していなかったのですが、先週から今週にかけての2週間は、」永い言い訳」と「熱い湯を沸かすほどの愛の2…
5月の大型連休は、4月29日(土)~5月7日までの9日間。前半は長野県の鹿教湯温泉と田舎に帰省。 最初は一人の予定でしたが、妻も行くことになり急遽宿と切符を追加手配。と言っても手間がかかるわけではなく、4月30日(日)宿泊ということで、交通機関も…
最近読書が全く進まない。通勤中はスマホで週刊誌を読み、帰宅後はパソコンで国会中継や動画を見たりが身についてしまい、読書をする気が起こらず、たまに読み始めても頭に入らない状況。 久しぶりに読んだのが重松清の「希望の地図」。これは小説の形をとっ…
年末年始は穏やかな天候で、旅に出られた方は最高ではなかったでしょうか。当方は温泉にも行くことなく、映画と街の散策で過ごしました。もうすぐ引越しを控えていることもあって、家の中の整理や手続きもあり、旅の計画を立てることもなく、近場で過ごすこ…
イギリス映画「ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出」をギンレイホールにて鑑賞。 1945年5月、対ドイツ戦勝が決まり、歓喜に湧くロンドン。映画「英国王のスピーチ」のまさにスピーチが行われる日、娘で次期女王の地位が決まっているエリザベスと妹のマー…
インド映画「Pk」を、新宿のシネマカリテにて鑑賞。インド映画ということで、単館系の上映ですが、これは前作「きっとうまくいく」の監督、主演コンビの傑作でした。 「きっとうまくいく」は古い慣習にとらわれた学校や地域社会を痛烈に批判した映画でしたが…
今東京フィルムセンターで、EU映画フェスティバルが開催中で、今日はドイツ映画「ロストックの長い夜」を鑑賞。今のEUは中東の難民受け入れ問題に悩まされ、イギリスではついに国民投票でEU離脱が決定しましたが、今から20年前のドイツでも、同じよう…
2週間に一度の飯田橋ギンレイホールでの映画鑑賞。6月18日は韓国映画「ビューティー・インサイト」と中国映画「最愛の子」のアジア映画2本立て。 「ビューティー・インサイト」は、睡眠して目覚めるたびに姿かたちが別人になってしまう家具職人の男と、…
辻村深月「ツナグ」を読了。辻村作品は初めて。 生者と死者をそれぞれ一回だけ会わせることができる使者=ツナグ役割を持つ青年、歩美。彼が間を取り持つ様々な死者と生者の物語が綴られます。親と子、親友、アイドルとファンなど。そこにはそれぞれが抱えて…
日本学術会議主催おシンポジウム「亀裂の走る世界の中で」が早稲田大学大隈小講堂で開催されていたので参加しました。 今年の年初にフランスで起きた「シャルリ・エブド事件」、ISによる日本人人質殺害事件、そして今進行中のシリアからヨーロッパへの大量…
本日は武蔵野館で「ベルファスト71」、バルト9で「ミッション・インポッシブル」鑑賞。 「ベルファスト71」は、北アイルランド紛争が激しかったころの話。確かに私がまだ子供のころは、北アイルランド紛争が激しく、なんでイギリスのような先進国が内戦をし…