菅政権の行方

民主党代表選は、何とか菅首相が勝利して、世論的にはひとまず安心というところ。それにしても国会議員票は6名差の辛勝。小沢に魅力があるのか、それともよほど菅が人気がないのか?世論とは違う結果のような気がします。もし小沢が勝って総理になっていたら?国会冒頭から政治とカネの問題で、やれ証人喚問だ、参考人だ、政治倫理審査会だと野党が騒ぎ、審議どころではない、ということがわかっていながら、それでも国会議員は小沢にかなりの票が投じられたのは、何とも不見識。永田町の空気はやっぱり世間とは違うのか。
さて、菅政権は勝利後直ぐに為替介入し、85円台を回復。これはこれでいいでしょうが、これからの相場を乗り切れるか?難しいところです。
次に党役員と閣僚人事。挙党体制をうたってはいるものの、小沢系にははっきり言って政策通やスターがいないのが現実。岡田幹事長は最善策でしょう。主要閣僚に起用する人材も少ないのが現実。原口、細野、海江田ぐらいしか思い浮かびません。いっそ、すべて反小沢で固めたらどうかその方がすっきりするし、今後の自民党との合従連衡もうまくいくのでは?
どうもまた直ぐに政局が来そうな気配。
今日はこの辺で。