2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

柚月裕子「蟻の菜園」

柚月裕子の「蟻の菜園」読了。いま最も人気のある女流作家の作品は、親の愛に恵まれず、父親からはひどい虐待を受けて育った姉妹の悲しい物語。虐待を受けたがゆえに、固い絆で結ばれた姉妹が、やむなく犯罪に手を染めてしまうのですが、少なくとも父親に対…

浅田次郎「おもかげ」

久しぶりに浅田次郎作品「おもかげ」読了。一流商社に勤め役員になれなかったものの、子会社の役員を務めて65歳で引退した竹脇正一が、送別会の日に病に倒れ、意識をなくす。そんな彼を見舞いに来た商社の社長の、彼への思いから話が始まる。いかにも浅田次…

改憲討論会

10月7日(日)午後、改憲に関する映画上映と討論会に参加。 映画は、14名の一般の方を集めて改憲について討論する場面を追った作品で、複数の改憲案について自分はどれが一番考えが近いかを最初に国会議員がその主張を述べたものを参考に決め、討論を重ね、…

映画「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」

イギリス映画「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」をギンレイホールにて鑑賞。 日本人のメーキャップアーチストが、ゲーリー・オールドマンをチャーチルそっくりに仕上げ、アカデミー賞を取ったことでも話題になりましたが、1940年のナ…

映画「判決、ふたつの希望」

週末に貴重かつ希少な映画鑑賞。ほとんど上映機会のない中東はレバノンの映画「判決 ふたつの希望」をシネマート新宿で鑑賞しました。 中東=イスラムのイメージですが、中東の国にもキリスト教信者はたくさんいるようです。とある日、レバノン人のキリスト…