2008-01-01から1年間の記事一覧

大晦日雑感

今年もあと3時間ほどで終わろうとしています。公私共にいろいろなことがありましたが、家族が健康に過ごせたことを一番最初に感謝しましょう。 さて、今年の最大の出来事は世界同時不況。底の見えない不況になる可能性を多分に含んでおり、明日以降の200…

重松清「幼な子われらに生まれ」

今年最後の読書は、重松清「幼な子われらに生まれ」。重松の約10年前の作品。「家族」を題材にしてたくさん書き続ける重松清の作品の中でも、どちらかというと怖い作品。ばりばりのキャリアウーマンとの結婚が、子供をもうけたにもかかわらず失敗し、二人…

築地風景

毎年恒例の築地買い出し。何とか今年も息子が付き合ってくれましたが、そろそろ今年が最後か?だんだん親を遠ざけるようなしぐさが出ています。高校生ではしょうがないのでしょうが。 さて、さすがに場内市場が最終日とあって、人人人。それでも場外と比べる…

湯河原日帰り温泉

昨日は湯河原まで日帰り温泉の旅。温泉に入る前にウォーキングで一汗かこうと思い城山ハイキングコースへ。「ハイキング」という名称のためなだらかコースと思いきや、大変な急勾配の登山コースなみ。土肥城址跡近くまで行ったものの時間がなく引き返しまし…

腰が痛い!

年末の唯一の家庭へのご奉仕が窓掃除。サッシを外に持ち運んで水洗いして、また戻す作業を十数回。 もう腰が痛いのなんのって。明日の朝ちゃんと起きられるのか心配です。でもまだ今日だけでは終わらず、明日も続きをしなければなりません。 片や我が家の息…

仕事納め

暦の関係で今日が仕事納めの日。9連休ではありますが、今年が終わればあと四日だけの正月休み。年末をどれだけ有意義に過ごすかがポイントになるでしょう。 今日は昼から納会で、調子よく日本酒をぐいぐい飲んだため、帰りがとんでもないことに。 いつもよ…

東野圭吾「聖女の救済」

東野圭吾の湯川シリーズの長編「聖女の救済」読了。 東野らしい読み易さと、トリック解明までのどきどき感は十分味わえましたが、深い感銘や感動は全くありませんでした。「容疑者Xの献身」のすばらしさが特に印象に残っているせいもありまっすが、あの直木…

モンゴル相撲

近所の日大文理学部で「シルクロード・モンゴル展」が開催されており、今日はモンゴル相撲の大会があると言うことで観にいってきました。 モンゴル相撲と日本の相撲との大きな違いは土俵の有無。日本では丸い土俵がありますが、モンゴル相撲では土俵がありま…

東野圭吾「ガリレオの苦悩」

東野圭吾は今年圧倒的な支持を得たようです。直木賞受賞作「容疑者Xの献身」は既に3年ほど前の作品ですが、今年映画化されて映画が大ヒット。続いて「流星の絆」がベストセラーになり、テレビドラマ化されました。「容疑者Xの献身」の封切にあわせて「ガ…

ラグビー観戦

今日は秩父宮ラグビー場へトップリーグの観戦。実はラグビーの観戦は初めて。昔から早慶戦や早明戦をテレビ観戦していたのですが、競技場に来るのは初めて。 最初はトップリーグの二部リーグであるイーストリーグ、リコー×セコム戦。後半戦から観たのですが…

あと1週間

今週は月曜から忘年会が入り、木曜日以外は飲み通しでした。さすがに疲れました。もう若くないのをあらためて実感。 9月のリーマンショックから始まり、100年に一度の世界的な大不況と言われる深刻な景気後退が、 11月以降日本の経済にもあっという間…

映画「まぼろしの邪馬台国」

映画「まぼろしの邪馬台国」鑑賞。この映画は、どういう訳かチケットショップで極めて安価にチケットが販売されています。2週間ほど前は250円ぐらいでしたが、今日新宿のある店では90円で販売されていました。だからと言うわけではないのですが、今日…

深谷忠記「悲劇もしくは喜劇」

深谷忠記の裁判物「悲劇もしくは喜劇」。新米弁護士村地佐和子がタイ人女性の罪をかぶった純真な学生を弁護する話で、小説自体は面白く、どんどん読み進みました。ただし、世の中にこんな純真無垢な男が果たしているのか?この点は甚だ現実離れしていると思…

白川道「天国への階段」

白川道の代表作「天国への階段」をやっと読み終えました。先週日曜日から読み始め、木曜までの通勤時に上巻、そして北陸旅行に下巻を持参して、電車の中で読みふけりました。 北海道の牧場で育った柏木と亜木子、亜木子の娘未央、柏木の恩人の及川とその息子…

北陸旅行記

2泊3日の北陸旅行から帰ってきました。天気が荒れ模様で、普段の行いの悪さが証明されたようです。したがって、当初に予定したような「歩いて廻る」様な行動がとれず、残念ではありました。 まず最初に行ったのが福井県の三国温泉。東尋坊のそばで、当初計…

北陸旅行予告

あさって金曜日から二泊三日で北陸方面に旅行に行ってきます。昨年も金沢、能登方面に言ったのですが、今回は福井、富山方面。三国温泉(芦原温泉)と宇奈月温泉へ。 こよなく温泉を愛する中年男の一人旅の始まりです。 旅行記は来週のお楽しみ。 今日はこの…

映画「青い鳥」とフィギュアスケートNHK杯

重松清原作の映画「青い鳥」がいよいよ今日から封切。封切初日の、しかも最初の回に新宿武蔵野館で鑑賞。原作は最近読んで大感動。重松の傑作作品ですが、どこまで感動的に映像化できるのか?といぶかしんでいましたが、大新聞のレビューは最大限の賛辞ばか…

白川道「十二月のひまわり」

白川道「十二月のひまわり」を読了。表題作を含めて5編の短編集。どれも味わいのある作品。白川道の作品自体初めてでしたが、収穫がありました。 「十二月のひまわり」。相楽と伸介は幼馴染だったか、育ちは全く違う二人。そして二人の関係は伸介の妻と娘と…

絲山秋子「沖で待つ」

絲山秋子の芥川賞受賞作「沖で待つ」読了。芥川賞作品はほとんど単行本では読んだことがありませんが、たまたま図書館にあったので借りてきました。 絲山秋子さん自身が学卒総合職第一号ぐらいの年代で、事実設備メーカーに勤務した経験があることから、自身…

笹本稜平「越境捜査」

笹本稜平「越境捜査」をやっと読み終わりました。それにしても長い、長すぎる分量。この程度の内容でこれだけの長さが必要なのか?雑誌の連載小説で1年間連載するとなるとどうしても尾ひれが一杯ついてこんなに長くなってしまうのか。 警視庁と神奈川県警の…

事件の真相

元厚生省事務次官夫婦と、次官の妻殺傷事件の犯人と思われる男が昨夜警視庁に自首しました。46歳のこの男は、さいたま市のアパートでも何度かトラブルを起こしていたとのこと。まだ真相は不明ですが、こういった事件を起こす素地のようなものはあったのでし…

減量道半ば

腹回り90cm。恐ろしい数字ですが、私のおなかももうすぐこの数字に到達しそうな勢い。メタボの危険水域には既に到達しています。そんな訳で減量をしなければと保健師さんの指導を受けたのが2.5ヶ月前。71kgの体重を年末までに4kg減らす目標を立て…

オグシオの最後の試合

バトミントンの日本選手権、といっても普段だったら興味がないのですが、オグシオ最後の試合となると話は別。今までは見たことも聞いたこともなかった大会の最終日、16日の日曜日に観にいってきました。勿論オグシオが決勝に残っていたからですが。 インターネッ…

重松清「その日のまえに」

重松清の「その日のまえに」読了。7編の短篇が収められていますが、実際には「その日・・・」関係が3篇なので、5編の短篇。いずれも「死」をテーマとした話。そして前の4編が最後の「その日・・・」にそれとなく出てくるのが、さびとして効いています。 …

三浦しをん「まほろ駅前多田便利軒」

三浦しをんの直木賞受賞作「まほろ駅前多田便利軒」。 まほろ市は東京の西南のはずれ、神奈川県との境界に近く、ハコキュウと八王子線が交差する街。小田急と横浜線の交差する町田がモデルかな? 便利屋を営む多田のところに、航行の同級生だった行天が舞い…

角田光代「マザコン」

角田光代「マザコン」を読みました。どうも最近、本を読んでいても、頭に何かが思い浮かんで、集中出来ません。この本を読んでいる最中も、字を追うのと同時に別のことが頭に浮かんでしまい、何を読んだのか頭に残りません。その中で、頭に残ったのが、この…

定額給付の迷走

世界的な金融不安の発生と、それに伴う実体経済の停滞傾向が明らかになり、輸出依存度の高い日本経済に暗雲が垂れ込めてきました。 そんな中麻生内閣が発足し、どこからか「定額給付」なる政策が飛び出してきました。公明党が震源のようでありますが、そもそ…

映画二題

雨模様の土曜日。仕方ないので三軒茶屋へ映画鑑賞へ。 「イースタンプロミス」と「ヒットマン」に二本立て。いずれもロシアが絡んだアクション映画。とはいえ、ただのアクション映画ではなく、ほのぼのとした恋愛が絡むところがミソ。 中でも秀逸は「イース…

映画「レッド・クリフPartⅠ」

中国映画「レッド・クリフPart機彜嫋泙靴泙靴拭C羚颪任和腑劵奪箸掘日本でも興行収入1位になっています。但し、内容的にはそれほど評価できるものではありませんでした。 戦闘シーンがやたらと長いのですが、関羽や張飛のアクロバティックなチャンバラ劇が中…

偉大な大統領になれるか

今日はアメリカで初の有色人種、しかも黒人大統領が誕生した記念すべき日。 アメリカでは、リンカーン、ワシントン、F・ルーズベルトが最も偉大な大統領の御三家とか。バラク・オバマが、果たして偉大なる大統領になれるのか? 大統領の評価と言うのは、勿論…