2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧
今年になっての洋画の最高作(日本映画はなんといっても「実録連合赤軍」です)に出会いました。「つぐない」です。 イギリスの上流階級家庭の娘と、その家の政婦の息子。娘は姉妹で、妹が残酷な嘘をついたばかりに、姉と男の運命を悲惨なものへと変えてしま…
衆議院山口補選は、事前の予想通り民主党が圧勝。道路、年金、高齢者医療の3点セットで自民党はなすすべなく完敗。総選挙が遠のいたといわれています。福田内閣の支持率は下がる一方で、このまま選挙をやったら自民党の完敗は火を見るよりも明らか。 さて、…
オリンピックの聖火リレーが騒動を巻き起こしています。今回何故長野が聖火リレーの場所に選ばれたのかよく知りませんが(おそらく長野オリンピックを開催したから?)、これだけの騒動になるとは誰も予想はしてなかったでしょう。長野県警は相当の出費に泣…
今日は久しぶりに遠出のウォーキング。横須賀は浦賀まで電車で行き、浦賀から久里浜までの行程。距離的には物足りない行程ですが、日本の開国の地をはじめて見て来ました。 ペリーが黒船を率いて浦賀沖に来たのが1852年、艦隊は全部で4隻でした。いずれも船…
先週に引き続き熊谷達也作品。「新参教師」は熊谷の故郷仙台を舞台にした学校の先生のお話。 今東京の杉並でも、民間(リクルート)から転職した和田中学の校長先生が話題になっていますが、その仙台版。損害保険会社の経営が怪しくなったのを契機に、公立中…
山口県光市の母子殺害事件の差戻し控訴審の判決が昨日広島高裁でありました。結果は無期懲役を破棄して死刑判決。未成年事件では異例の判決となりました。この結果は、被害者の夫であり父親である本村洋さんが盛んにマスコミに顔を出し、うったえた結果に他…
もうすぐゴールデンウィーク。毎年一人旅をしていますが、今年はうちの奥さんと行くはずでした。ところが直前になって奥さんはリタイヤ。やっぱり私との旅行は気乗りしないようです。 そんな訳で、堂々と一人で東北秋田の角館、乳頭温泉方面に行く予定。 た…
東野圭吾の最新作「流星の絆」読了。当代一の売れっ子作家の新作で、かつ新聞の書評でも好評だったため大金をはたいて購入。しかし・・・、東野にとっては凡作? 直木賞受賞後も精力的に作品が出ていますが、どうもこれといった作品が生まれていません。 本…
春のクラシックシーズン到来。先々週の桜花賞、先週の皐月賞と、いずれも伏兵の優勝。3歳馬には今のところ傑出した存在が見当たらず、混沌。言い換えればスター不在で盛り上がりに欠けます。古馬に関しても、昨年の3歳牡馬にスターがおらず、天皇賞路線も…
チベットの暴動騒ぎをきっかけに、北京オリンピックの聖火ランナー妨害など、反中国情勢が欧米で高まり、逆に中国では不買運動など、反欧米騒動が盛り上がり始めています。 フランスの大統領が開会式欠席をほのめかすや、中国ではフランス系スーパー、カルフ…
金曜映画の日が復活し、今日はアメリカ映画「フィクサー」鑑賞。新宿武蔵野館は1フロアに3室があるシネコン型ですが、観客席がいずれもフラット。たまたま私が座った席の前のお客さんが、本編が始まると同時に腰を伸ばし、私から見て画面の半分が隠れる格…
降って沸いたように後期高齢者医療制度が大きな問題になっています。一番大きな論点は、高齢者福祉の後退、高齢者いじめ、もっとひどいのは姥捨て医療制度などなど。 降って沸いたというのは私の無知識によるものかも知れませんが、少なくとも十分な事前アナ…
昨晩は東京は下北沢の本多劇場で芝居観劇。タイトルは「顔よ」。顔の美醜をテーマに、4つの部屋で繰り広げられる恋愛、夫婦生活、性の物語が展開します。何しろ4つの部屋で同時に物語が進行する場面もあり、見るほうも大変。それと、かなりどぎつい場面も…
重松清「さつき断景」を読む。重松作品は久しぶり。この作品は1995年から2000年にかけての5月に限定したヤマグチさん、アサダさん、タカユキ君のお話。それぞれに家族や学校、会社があり、人生があり、人間関係があるのですが、その6年間の社会の…
ちょうど2年前に読んだ東野圭吾の「悪意」を再読しました。お恥ずかしい話ですが、ストーリーはうろ覚えで、自分の記憶力の無さ、というよりも健忘症に驚いてしまいます。 加賀恭一郎が鋭い洞察力で謎を解いていきますが、東野のすごいところは、二重、三重…
三軒茶屋には2軒の映画館があり、いずれも2本立て1,300円で見れます。しばらくご無沙汰していましたが、久しぶりに行ってきました。 「ある愛の風景」珍しいデンマーク映画ですが、重厚で見ごたえのある作品。デンマークでもアフガニスタンに派兵していた…
プロ野球が開幕し、巨人が開幕5連敗。昨日は勝ったものの、今日は阪神に完敗。パリーグでは楽天が7連勝。春の珍事か、はたまた実力か。巨人は実力でしょうが、楽天は珍事? それにしてもプロ野球がつまらなくなりました。だらだらとした試合展開で3時間以…
連合赤軍事件の死刑囚である坂口弘著「あさま山荘1972」上・中・続を読みました。 上巻は山岳ベースのリンチ事件やあさま山荘事件が起こる前までの、連合赤軍が誕生までの数年間の坂口が関係した事件を追い、下巻、続巻があさま山荘立てこもりとリンチ事…