#俳優、女優

映画「ブラック・クランズマン」

アメリカ映画「ブラック・クランズマン」を13日に観賞。現代アメリカのトランプが進める白人中心主義を痛烈に批判した作品。 コロラドスプリングスの警察署に採用された黒人警官、同じ警察署の白人警官が、白人至上主義団体KKKに潜入し、その実態を暴き、…

映画「西鶴一代女」

お盆休みは大学などの講演会やシンポジウムもあまりない時期。映画館の映画も今一つひきつける作品がない。そんな中、京橋の国立アーカイブで14日、溝口健司監督作品「西鶴一代女」を見つけ、行ってきました。 井原西鶴の「好色一代女」を脚色し、一代女を田…

映画「荒野にて」、「運び屋」

夏休みの初日の10日(土)、ギンレイホールにて映画二題鑑賞。 イギリス映画は「荒野にて」は、両親を失った15歳の少年が、アメリカの荒野を旅する物語なのですが、実は強烈な睡魔に襲われ、中身を見ていないと言っていいほどで感想なし。 クリント・イース…

映画「ボヘミアン・ラブソディ」

昨年以来大きな話題となった映画「ボヘミアン・ラブソディ」を下高井戸シネマにて観賞。 はっきり言ってクイーンというロックバンドの知識も曲も全くない音楽音痴人間の私。この映画のレヴューが4.5以上の理由を探るべく勇んで観賞。 映画を見て初めて、主人…

映画「ヴィクトリア女王最後の秘密」「女王陛下のお気に入り」

イギリスの歴代女王を主人公にした2本の映画をギンレイホールにて先週末観賞。 「ヴィクトリア女王最後に秘密」は、イギリス帝国主義が最も栄えたといわれるヴィクトリア女王時代、女王がインド人召使を重用した歴史的事実を描いた作品。女王は確かにインド…

映画「存在のない子供たち」「凪待ち」

週末の土日は、骨のある映画二題鑑賞。 27日(土)は、新宿武蔵野館にてレバノン映画「存在のない子供たち」鑑賞。レバノン映画は二本目になり、最初に見た「判決、ふたつの希望」も大変優れた作品でしたが、今作もなかなか見ごたえのある作品。「判決、ふた…

映画「工作 黒金星と呼ばれた男」

7月20日(土)、韓国映画「工作 黒金星と呼ばれた男」をシネマート新宿で鑑賞。 1990年代、金大中が大統領になる直前ぐらいの、南北朝鮮が緊張関係にあった時期の韓国側スパイを主人公としたフィクション映画。フィクションとはいうものの、ある種緊張感が漂…

映画「マイ・ブックショップ」「ビール・ストリートの恋人たち」

最近ギンレイホールにかかる映画もいまいちで、どうしようか迷ったのですが、13日の土曜日に表題2作を鑑賞してきました。いずれも地味な作品ながら、心に残るいい作品でした。 イギリス映画「マイ・ブックショップ」は、第二次大戦で夫を亡くした未亡人が、…

映画「バイス」

アメリカの最強の副大統領とももてはやされるディック・チェイニーの半生を追った映画「バイス」を下高井戸シネマにて鑑賞。 子ブッシュが大統領時代の副大統領を務め、その時代を中心に追った、彼の政治力や心情などを、少しパロディ調に描いた作品で、マイ…

映画「アンノウン・ソルジャー」、「さよなら、退屈なレオニー」

武蔵野興業さんは新宿武蔵野館とシネマカリテで映画産業を行い、ほかに商業ビルを持ち不動産業、更には自動車教習所を持つ企業。売り上げは連結で17億円ほどですが、東証二部に上場しています。今の上場基準ではおそらく上場は無理ではないかと思われますが…

映画「新聞記者」

東京新聞の熱血女性記者、望月衣塑子さんの著作を映画化した「新聞記者」が封切られたので、早速鑑賞してきました。モリカケ問題発覚後、政権の隠ぺい工作が顕著になり、これに抵抗する方々がマスコミに登場してきましたが、前川喜平元文科省事務次官と望月…

映画「ハンター・キラー」

イギリス映画「ハンター・キラー」を新宿シネマカリテにて観賞。 この週末は5月としては異例の連続真夏日。特に北海道帯広は観測史上最高の気温をこの五月に記録するという異常気象。7月8月が逆に寒くならなければよいのですが。 東京も暑いですが、新宿に行…

映画「マチルド、翼を広げ」

フランス映画「マチルド、翼を広げ」をギンレイホールにて観賞。ギンレイホールで前週までかかっていたのが、樹木希林が出演していた「日々是好日」だったので超満員でしたが、今回は空席も目立ちました。平均的に日本映画のほうがお客さんは多い感じはしま…

映画「ビリーブ 未来への大逆転」

4月27日(土)、長いゴールデンウィークの初日は、新宿武蔵野館にてアメリカ映画「ビリーブ 未来への大逆転」観賞。クリントン大統領時代にアメリカ最高裁判事に任命され、今でも現役の女性判事ルース・ギンズバーグが若いころに弁護士として女性の権利拡大…

映画「家へ帰ろう」

珍しいアルゼンチン映画「家へ帰ろう」を下高井戸シネマにて鑑賞。題名からは想像できなかったのですが、異種のホロコースト映画。しかも非常に優れた映画でした。無駄な場面がほとんどなく、上映時間も1.5時間以内で、物語が凝縮しています。 アルゼンチ…

映画「イップ・マン外伝 マスターZ」

3月31日(日)、新宿武蔵野館にて香港映画「イップ・マン外伝 マスターZ」鑑賞。 ご存じ、ドニー・イェンが演じたイップ・マンはもの静かな武道家でしたが、前作「継承」でも出演していたマックス・チャンがイップ・マンの後継者的な役回りで悪を倒していく…

映画「グリーンブック」

アメリカのアカデミー作品賞を受賞した作品、「グリーンブック」をTOHOシネマ新宿にて24日の日曜日に鑑賞。アカデミー賞作品としては久方ぶりの傑作。実話に基づく話ということですが、1960年代のアメリカ南部における黒人差別を痛烈に描く興味ある作品でし…

映画「マダムのおかしな晩餐会」、「おかえり、ブルゴーニュへ」

22日の土曜日、ギンレイホールにてフランス映画二題鑑賞。 「マダムのおかしな晩餐会」は、フランス上流階級家庭の夫婦と、そこで働く家政婦の織り成す恋愛模様を描いたコメディ。家政婦のマリア役を演じる女優さんの何とも風変わりなお顔とユーモアあふれる…

映画「菊とギロチン」、「ギルティ」

3月9日(土)、飯田橋ギンレイホールにて日本映画「菊とギロチン」鑑賞。時は第一次世界大戦終了後の大正時代で関東大震災直後。大正デモクラシーが次第に影薄くなっていく時代背景。平等社会を目指すアナキストと女相撲の興業一座を絡めた政治色の強い映画…

映画「バジュランギおじさんと小さな迷子」

インド映画「バジュランギおじさんと小さな迷子」を3月3日(日)、新宿のシネマカリテにて鑑賞。 インドは世界一の映画製作国で、相当数が作られているのでしょうが、日本で公開されるのは数本。したがって駄作はまずないのが現実。この映画もその例にもれ…

映画「七つの会議」

池井戸潤原作の映画「七つの会議」を2月9日の土曜日に鑑賞。野村萬斎が主人公の問題営業マンを演じ、凄味のある演技を見せます。TBSが制作する映画とあって、下町ロケットや半沢直樹的なドラマとなっています。 大手電機メーカー系列の家具製作会社が舞台…

映画「ライ麦畑で出会ったら」「500ページの夢の束」

2月10日の日曜日、ギンレイホールにてアメリカ映画二題鑑賞。 「ライ麦畑で出会ったら」は、学校になじめず、いじめにあったりする高校生の少年が、有名な小説「ライ麦畑でつかまえて」の舞台化のための脚本を書き、作家のサリンジャーを訪ねる話。少年は、…

映画「運命は踊る」、「判決 ふたつの希望」

1月12日(土)はギンレイホールにて珍しい中東の映画2題鑑賞。 「運命は踊る」はイスラエル映画。ベネチア映画祭審査員大賞を受賞したということで日本で上映にこぎつけたのでしょうが、それほど評価できる作品化?が私の感想。 イスラエルという国柄、常…

映画「輝ける人生」「フジコ・ヘミングの時間」

12月29日土曜日、今年最後のギンレイホールでの映画鑑賞。 イギリス映画「輝ける人生」は、主人公の主婦が、長年連れ添った夫の浮気を目撃して、すぐに家を旅出して姉のところに転がり込み、そこで姉の人生を謳歌する姿や、姉の友達たちと触れ合って、自分の…

映画「いつか家族に」

韓国映画「いつか家族に」をシネマート新宿にて鑑賞。 中国人作家・余華という方の小説「血を売る男」を、朝鮮戦争が終わった時期の韓国に舞台を移して、俳優のハ・ジョンウが監督・主演した作品。 先日立教大学で、韓国語の通訳を長年されている矢野百合子…

映画「パットマン 5億人の女性を救った男」

本日は日比谷のTOHOシャンティにてインド映画「パットマン 5億人の女性を救った男」観賞。 インドの実在の男性、アルナチャラム・ムルガナンサムが、安価で清潔な生理用ナプキンを開発したという実話をもとに、映画ではラクシュミという男性に置き換えて、妻…

映画「マイ・サンシャイン」

アメリカ映画「マイ・サンシャイン」を新宿武蔵野館で鑑賞。武蔵野館を運営するのは武蔵野興業という東証二部上場の会社。新宿駅東口駅前の、武蔵野館の入るビルのほか、すぐ近くのシネマカリテという映画館の入るビルを所有し、不動産業と映画館、そのほか…

映画「レディー・バード」、「タリーと私の秘密の時間」

遅れましたが、12月15日にギンレイホールで鑑賞した2作品の感想。 「レディー・バード」はアメリカ西部カリフォルニアの地方都市に住む女子高校生が、持ち前の勝気な性格で母親に抵抗しながらも、成長していく姿を描く・・・、と単純に描くと青春映画で感動…

映画「30年後の同窓会」「さよなら、僕のマンハッタン」

週末はギンレイホールにてアメリカ映画二題鑑賞。 「30年目の同窓会」は、ある意味反戦映画であり、またある意味では国を守るという大きな任務を持つ軍隊・軍人を賛美するような映画。ベトナム戦争の戦友3人のうち一人の男の息子がイラクで戦死し、別の二人…

映画「バグダット・スキャンダル」、「Search」

今週末は興味深い映画二題鑑賞。 4日の土曜日は新宿シネマカリテにてアメリカ映画「バグダット・スキャンダル」観賞。1990年にイラクが突然クウェートに侵攻し、アメリカをはじめとした国々がイラクを攻撃した湾岸戦争。日本はもちろん参加ぜせずに、後で90…