2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

竹中平蔵「構造改革の真実」

竹中平蔵「構造改革の真実-大臣日誌」を読み終えました。日誌と言うだけあって、詳細な日付や実名もふんだんにあり、極めて真実味のある内容となっています。かなり辛らつに批判している政治家もいることから、作り話は一つもないと思われます。 読んでの感…

予想通り

守屋前次官の証人喚問、予想通りの展開でした。深谷委員長の最初の質問はいいとして、自民党議員の質問は例によって自己陶酔の演説になっていました。証人喚問はあくまで証人の証言を引き出すもの。あんな演説調というか説教調というか、自分の意見ばかり言…

防衛庁問題

明日、いよいよ前防衛庁事務次官の守屋氏の証人喚問が行われます。証人喚問といえば、ロッキード事件のときに始めてテレビ中継されたかと思いますが、喚問で衝撃的な証言が出てきたことは先ずありません。かつて全日空の若狭氏が署名するときに手が震えて書…

謝罪会見

このところ、テレビでは謝罪会見が花盛りです。企業では食品関係の不祥事会見。ミーとホープから始まって、白い恋人、赤福、比内鶏など。いずれも偽装や賞味期限切れ問題を起こし、企業トップが関わっていた悪質事件。謝罪会見は何ともお粗末なもの。比内鶏…

薬丸岳「闇の底」

久しぶりの男性作家の推理小説、薬丸岳の「闇の底」を読み終えました。薬丸は、処女作の「天使のナイフ」がベストセラーとなり、一躍推理小説界に躍り出た新星作家。第二作が期待されましたが、作品の出来は「天使のナイフ」には及びませんでした。かといっ…

新幹線雑感

だんだん秋が深まり、いい季節になってきました。ついこの間まで夏の真っ盛りと思っていたのに、あっという間にこの涼しさ。でも通勤時には汗をかきます。脂肪ぶくれのこの体が恨めしい!!! 7月から遠距離通勤していますが、大宮から宇都宮まで新幹線を利…

小池真理子「夏の吐息」、森絵都「永遠の出口」

女流直木賞作家二人の作品、小池真理子の「夏の吐息」と森絵都「永遠の出口」を読了。 いつも読了と書きますが、これはただ単に読んだというだけ。情けないことに、よっぽど印象に残る作品以外は、すぐにストーリーを忘れてしまうのです。したがって、「読了…

格闘技番外編

このところ、相撲、ボクシングという2大格闘技でスキャンダラスな出来事が多く、マスコミが面白おかしく報じ、高い関心を集めています。 相撲の朝青龍問題と時津風部屋のリンチ事件、そしてボクシングの亀田一家事件。時津風部屋事件は、実際に一人の尊い若…

三鷹の森フェスティバル

昨日の土曜日は、かねてから生きたかった永山の「竹取の湯」へ。お風呂と数種類の岩盤浴があり、休憩所もあるので時間をたっぷり過ごせるとのこと。入場料は若干高めの2,000円ですが、行ってきました。京王永山駅の改札を出てすぐ右側にあり、アクセスは抜群…

角田光代「八日目の蝉」

角田光代の最新作?「八日目の蝉」を読み終えました。前半の1章は女がかつての不倫相手の夫婦の子供を誘拐して逃亡しながら育てる話、そして後半に第2章は、その女に育てられた(4歳までですが)女が過去のトラウマから逃げ出せない話。 私は特に前半の話…

どぶ板選挙

8日の朝、金沢からバスで帰宅したのが早朝の6時半。幸いバスの中ではゆっくり眠ることが出来ました。ただし、やっぱり我が家に勝る安息の場所ななし。帰宅すると一安心です。 近所の映画館に女房と一緒に「選挙」を観に行く。この映画は、2年前の2005年に…

金沢・能登半島の旅

3日間の連休ということで、北陸旅行へ。9年ほど前大阪にいたときに、粟津温泉に社員旅行で行って以来の北陸への旅。1日目の6日は早朝の新幹線で東京-長岡、その後長岡-金沢-和倉温泉-穴水と電車を乗り継ぎ、最後はバスで輪島まで。最初和倉温泉に行…

小池真理子「恋」読了

小池真理子の直木賞受賞作「恋」を読み終えました。1972年の冬と言えば浅間山荘事件のあったとき。私が中学3年生のとき(歳がばれてしまいました)。私は軽井沢に程近い北佐久郡浅科村と言うところに住んでいたのですが、あのときの騒ぎは今でも鮮明です。…

あっという間の秋

先週の土曜日からすっかり秋モードの天気。今日は日光東照宮に用事で行ってきたのですが、寒いほどの気温でした。 さすがに紅葉はまだですが、この気温の変化で一気に秋モードとなり、紅葉も始まりそう。 東照宮は約15年ぶりの参拝。やはり何ともいえない重…