2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

情報の作られ方

今日、朝起きると、サッカー日本代表が本番前の親善試合でドイツ代表に2-2で引き分けたことをトップニュースで伝えていました。そして夕刊を見ると、「優勝候補の一角である開催国ドイツと引き分け」との記事がありました。私が見た新聞以外でも同じよう…

血に繋がりについて

今日は親族の葬儀・告別式。私の母の兄の妻、つまりおばさん。ご本人は3年前から老人ホームに入っており、近所づきあいもあまりなかったため、身内約30数名だけの葬儀でした。 御導師の読経を聞きながら参列者を見渡して思ったことがあります。私と亡くなっ…

重松清「疾走」にみる孤独

重松清の「疾走」を読み終える。かなりの長編であり、重松にしては珍しい、どちらかと言うと悪人ばかりが出てくる暗い話。重松のイメージがどうしても直木賞作「ビタミンF」のような、人生の機微と哀歓を描いた作品をイメージするせいか、ちょっと異質な作…

サクセスストーリー

Wカップサッカーを間近に控え、Wカップ三部作と題し、その第一弾の「ゴール」と言う映画が封切りになり、息子と吉祥寺のバウスシアターまで観賞に行ってきました。ワールドカップを控え、サッカー熱も盛り上がっていることから、行列が出来るくらい混んで…

競馬の祭典

あさってはいよいよダービー。最近ロンドンダービーとかミラノダービーというのがあることを知りましたが、これはサッカーのお話。やっぱりダービーといえば競馬です。早速夕刊の出馬表を見てがっくり。さて何ががっくりなのでしょうか?18頭の出走場のう…

教育基本法について2

先日は教育基本法の「愛国心」について書きましたが、今日は違う観点から。 昨年施行の個人情報保護法、今年施行の公益通報者保護法と、いわゆるプライバシーや通報に関する保護措置に関する法律が出来、企業はこれへの対策を各種講じています。確かに今まで…

そしてだんだん少なくなる

今日、親戚の訃報が入りました。母の兄の奥さん。私の母ももう85歳近いのでなくなった方も相当な御歳です。かなり前から老人ホームに入っていたとのことですから、大往生とも言えるのでしょう。これで私の両親の兄弟で残っているのは2人だけ。私の歳を考…

鎌倉古道を歩く

今日は朝早く起きて多摩丘陵のウォーキング。天気がよくで絶好の行楽日和ですが、メジャーなコースではないためか、ほとんど出会う人はありませんでした。 京王多摩センターからネット「緑道ある記」の案内を頼りに歩き出しました。 出だしから迷い気味なス…

今週の後悔

全く軽微なことですが、今週2回同じ場面に遭遇し後悔しました。私の前に歩いていた人が物を落とし、それを拾って渡してあげようと手を伸ばしたのですが、物を見てやめてしまい、そのまま通り過ぎてしまったのです。 最初は月曜日に某有名ホテルの廊下で、私…

怖いアルツハイマー

久しぶりの金曜映画の日。今日は「明日への記憶」を観賞。渡辺謙扮する49歳の猛烈サラリーマンが、ある日突然若年性アルツハイマーと診断され、次第に記憶力を失っていく物語。医師から宣告を受ける厳しい場面。がんの告知とは違った意味で考えさせられるイ…

教育と愛国心について

民団と朝鮮総連が戦後の長い間の対立状態を脱して、和解したとのニュースが夕刊を飾っていました。元はといえば日本の植民地支配から多くの朝鮮半島の人たちが日本に来て(強制と自由意志)、そのまま日本に住み着いたことから出来た団体ですが、朝鮮戦争後…

世の中の景気

3月期決算企業の決算発表が新聞紙上を賑わせています。トヨタ自動車をはじめ自動車産業や造船業、電気産業も好調な決算状況で、どこも増収増益を記録しています。一方では格差社会の拡大が政治の最大の争点になり、いかに格差を解消していくかが今後の政局…

運命の日

サッカーのワールドカップを約4週間後に控え、日本代表選手23名が発表されました。大体が予想されたメンバーですが、最も決定力があるとされた久保が落選の憂き目にあいました。ほとんど誰もが予想していなかった彼の落選ですが、ここ何試合かのテストマ…

接客態度

今日はサッカーのワールドカップ開催を間近に控えていることから、息子とのかねてからの約束どおり薄型テレビ購入のため一緒に新宿の量販店へ。当家の茶の間は4.5畳と小さいため、どのサイズが適当か悩みましたが、息子の決断で32型としました。最初若い店員…

あいにくの雨

今日は職場のレクレーションで、千葉の富津へ潮干狩りへ。朝からあいにくの雨で潮干狩りどころではないかと思いきや、海岸についてみると駐車場にはたくさんの車。折角来たのでゴルフのウィンドブレーカーを着て海岸へ。去年は好天に恵まれ初夏のような暖か…

重松清「卒業」レビュー

久しぶりの小説レビュー、直木賞作家重松清の「卒業」を本日読了。この作家も駄作がなく、期待を裏切らない人ですが、今回の作品もまた味わいがあり、今までで最高の作品にではないかと思いました。 4話の短編集ですが、いずれも人間の死とそのかかわりをテ…

ホームレスのおばあさん

連休余禄の続き。 6日(土)は息子と横浜中華街へ。中華街は東横線がミナトミライ線に直結し、渋谷から近くなりました。16:30分発頃の特急電車に乗り本町中華街へ。空いた席に座るとなんともいえない匂いがしているのです。シートの横を見るとかなり年…

連休余禄

飛騨地方への旅行を無事に終え、5日~7日はいつもの休日。そこで5日の日はウォーキングで「よこやまの道」を歩きました。この道は多摩丘陵の尾根が遊歩道として整備されたもので、初めて歩くコースです。京王相模原線で京王永山駅まで行き、ここから多摩…

飛騨の厳しい現実

飛騨への旅3日目。昨日書いたように、民宿の部屋はいまいちでしたが、これが民宿のいいところ。良い体験をさせてもらいました。夕食には飛騨牛、朝食には朴葉味噌を食すことが出来、ご飯もおいしくいただきました。ふただび高山を訪れたときも、民宿「新三…

飛騨高山

二日目は飛騨高山への旅。下呂温泉のホテルチェックアウト時間に合わせて出るシャトルバスに乗って下呂駅へ到着。丁度特急列車がすぐに来る時間だったのでこの列車に乗ることにしました。列車が到着してみると自由席は満杯。仕方なく車両を移動して空いてる…

下呂温泉

長期GW休暇の真ん中の3日間、一念発起して飛騨高山方面への旅行を敢行。バスと旅館を予約し、後は行ったとこ勝負の旅に出ました。初日の5月2日は7:50新宿発の下呂温泉行きの高速バス乗車。飛騨方面は下呂温泉にしろ高山にしろ、新宿から直行バスが…

メーデーとホリエモン

今日はメーデーですが、労働運動はすっかり廃れてしまいました。こんなことを言うと労組の幹部の方にしかられそうですが、かつての高度成長時代の「要求すれば賃上げが実現する」雰囲気はすっかりなくなり、何とか賃下げを食い止めるのが精一杯の時代になっ…