2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

池井戸潤「下町ロケット」

池井戸潤の直木賞受賞作「下町ロケット」読了。待ちに待った増刷がやっと店頭に並び、さっそく大枚をはたいて購入(図書館派の私にとっては痛い出費)。それでも、買っただけの価値がありました。 大資本に立ち向かう中小企業の社長をはじめ、社員の奮闘ぶり…

映画「大鹿村騒動記」

先週土曜日、久しぶりに女房と映画鑑賞。場所は銀座の丸の内TOEI。銀座で映画を見るのは5年ぶりぐらい。 さて、この映画の主演は先日亡くなった原田芳雄。久しく主演はしていなかったと思われますが、彼の死期を知った監督が主演で迎えた?ともとれるよ…

映画「水曜日のエミリア」

昨日は早朝のなでしこジャパンの優勝をテレビで見たため睡眠不足。しかしながらやることもないので新宿で映画鑑賞。新宿シネマートという3丁目の映画館は月曜日が男性1,000円のサービスデー。前日に続いてナタリー・ポートマンの主演作「水曜日のエミリア」…

なでしこジャパンの奇跡

サッカーの女子ワールドカップ決勝戦、日本×アメリカは、正になでしこジャパンの奇跡としか言いようがない試合展開で、日本が世界一に輝いた。 前半の立ち上がりは耐えに耐えて0-0。何度も危ない場面があり、今日はあまりにも力の差がありすぎるか?と思…

高校野球と映画「ブラックスワン」

夏恒例の高校野球東京都大会の見学。毎年暑いのですが、今年も強烈な暑さ。その中で駒沢球場で2試合、郁文館-都立足立西戦はなかなかの投手戦、(又は貧打線?)なかなか点が入らず、やっと8回に2点を入れた郁文館がシャットアウトゲームで勝利。そこそ…

池井戸潤の直木賞受賞

直木賞の最短候補と言われていた池井戸潤が「下町ロケット」で受賞しました。 恥ずかしながらまだ受賞作を読んでおらず、作品の論評はできませんが、彼の「空飛ぶタイヤ」に似た、中小企業対大資本の話。池井戸さんは銀行員出身らしく、当初は銀行小説が多か…

内閣支持率12.5%

管内閣の支持率が時事通信の世論調査で衝撃の12.5%。何故こんなに支持率が低いのか? 震災処理の遅れ、原発事故収束の遅れ、停止中の原発再稼働に関する閣内不統一等々を理由に、自民党など野党はもちろん、民主党からも退陣要求が溢れていることをマス…

中島京子「小さいおうち」

中島京子の直木賞受賞作「小さいおうち」読了。直木賞受賞作では、東野圭吾の「容疑者Xの献身」以来の感銘を受けました。 昭和10年代というと、太平洋戦争前の暗い時代というイメージが付きまといますが、実際の当時の東京は案外に明るく、物も豊富であった…

白石一文「ほかならぬ人へ」

白石一文の直木賞受賞作「ほかならぬ人へ」読了。表題作と「かけがえのない人へ」の中篇2作。 白石さんの文章はいつも読みやすく、私のような空っぽの頭でもすいすい読めて心地よい。反面内容はと言えば、少し変わった人間が出てきて、そんなことあり?でも…

映画「小川の辺」

藤沢周平原作作「小川の辺」鑑賞。最近の藤沢作品としては、「隠し剣 鬼の爪」、「山桜」を鑑賞していますが、両作品に比べると若干重みにかける作品。折角菊地凛子が出演しているものの、最後の方で出てきて泣きべそをかく役柄。短編小説を長編の映画にする…

映画「小川の辺」

藤沢周平原作作「小川の辺」鑑賞。最近の藤沢作品としては、「