2010-01-01から1年間の記事一覧

映画「必死剣鳥刺し」

昨日の日曜日、藤沢周平原作の映画「必死剣鳥刺し」鑑賞。丁度1日で1,000円の日。新宿バルトというシネコンに30分前に行ったのですが、既に満席。やむなくその次の回、16:15の入場券を買ってひとまず退散。シネコンは席を予約しなければならず、誠に不便。出…

池波正太郎「剣客商売」

時代小説の大御所、池波正太郎を読み始めました。読むとなかなかやめられない、と言う読者評どおり、各短編の話が面白く、次がすぐ読みたくなる魅力があります。 剣客商売の主人公はご存知秋山小兵衛、そして登場人物は息子の大治郎、小兵衛の孫ほども歳の離…

映画三題

猛暑の週末、暑さを凌げる所は図書館、プール、そして映画館。図書館が一番安くていいのですが、今週は映画館へ。かつてはパチンコ屋で涼んでいたこともありますが、お金がかかるばかり。映画はその意味では安いほうかも。 土曜日は三軒茶屋で2本立て鑑賞。…

金賢姫元死刑囚の来日

北朝鮮の国内情勢は依然不透明。デノミ実施後の経済が極めて悪くなり、軍人までもが脱北を始めたとの情報もあります。更には将軍様の後継問題も大詰めを迎えて、権力闘争が激しいとの情報も。これらの情報は、あくまで韓国やアメリカの情報筋からの発信。真…

夏本番

梅雨明けの3連休。土日は駒沢球場へ高校野球の東京都予選観戦。2試合×2日で都合4試合を観戦。 土曜日も暑かったのですが、雲も多く、日陰になる時間が多かったため、それほど感じませんでしたが、昨日の日曜日は兎に角酷暑でした。観客席には日照を隠す…

連城三紀彦「飾り火」

先週に引き続いての連城作品、「飾り火」読了。文庫本の上下巻、トータル750pほどの長編。 上巻を読んでいて、ここまでの悪女がいるのか?と思うほどの妙子の悪女ぶり。中年の既婚者の男の惚れて、その男の家庭を崩壊し、男を自殺に追いやった女が、また同じ…

スペインサッカーの真髄

Wカップサッカーの決勝戦、スペイン-オランダ戦。全後半0-0のまま延長へ。そして、延長後半10分にイニエスタの決勝ゴールが見事に決まり、スペインの初優勝が達成されました。 スペインのサッカーを見ていて思うことは、そのパスの多さ、正確さ、そし…

どうして自民党なの?

参院選の開票結果は、民主党の惨敗、自民党の復調、みんなの党の躍進で終わりました。 この中で、「どうして自民党が復調するの?」が、私の大いなる誤算。 一人区で自民党に完敗しました。民主党への一連の失望感は理解できるにせよ、なぜ自民党なの? 自民…

連城三紀彦「花堕ちる」

連城三紀彦「花堕ちる」読了。この小説もかなりの長編、そして、かなりのどろどろ劇。 主人公の作曲家、高津の妻が失踪し、彼が妻を追ううちに、15年前の悪夢のような事件が蘇り、妻が愛した男の狂気が語られていく、というストーリー。 妻の紫津子、謎の女…

再びクラシック鑑賞

新宿交響楽団の定期演奏会を新宿文化センターにて鑑賞。 新宿交響楽団はアマチュア楽団ですが、既に定期演奏会を39回も行っているかなりの老舗。 チャイコフスキーの「悲愴」他2曲。悲愴は聞いた覚えがあるので親しみがあるのですが、あとの2曲は初めて…

映画「さよならいつか」、「今度は愛妻家」

今日は三軒茶屋で映画二題鑑賞。 「さよならいつか」は、中山美穂が12年ぶりぐらいで主演したという恋愛映画。それも韓国の監督が撮った韓国映画? 最初謎の女のように登場する大金持ちの女と、その女の虜になってしまう男。男には婚約者が、そして女は離婚…

サッカーの不思議

イングランド、アルゼンチンに対してはあれだけ強かったドイツが、スペインのパスサッカーには手も足も出ず敗北。スペインは、予選リーグ初戦のスイスに敗れたものの、その後は手堅い試合運びで、点は通算7点ながら始めて決勝に進出しました。2年前のヨー…

大相撲放送中止

野球賭博をめぐる日本相撲協会のドタバタ、不祥事。NHKが名古屋場所の放送中止を決定しました。 ほとんど相撲中継を見ないので、個人的には全く関係ないのですが、相撲協会にとっては放送権料の損失も大きいですが、最も大きな損失は、生中継によってファ…

演劇「醜男(ぶおとこ)」

三軒茶屋の世田谷パブリックシアターで、演劇「醜男(ぶおとこ)」観劇。人間の顔に焦点を当て、醜い男が整形して美形になり、それが結局「何なんだ?」的な内容なのですが、少し難解。ドイツの戯曲家の作品の翻訳ものですが、翻訳ものはどうしても難解にな…

ベスト4の夢叶わず

奇跡的に決勝トーナメントに進出した日本の、決勝トーナメントでの最初の相手はパラグアイ。くじ運的には恵まれた方でしょう。しやがって、かなりの確率で勝利も予想できたのですが。 残念ながら0-0のままPK戦。駒野がはずして惜しくもベスト8への進出…

連城三紀彦「隠れ菊」

連城三紀彦「隠れ菊」読了。3日間の鉄道旅行で文庫本上下約800Pの長編を暇に任せて読みました。浜松の有名料亭の御曹司の嫁として、家庭に閉じこもっていた主人公の通子が、夫の浮気と、料亭の破産に会い、借金をしてまで小さな料亭を開き、奮闘する物…

選挙戦真っ盛り

参院選真っ盛りの中、マスコミでは選挙結果の予想も真っ盛り。民主党、国民新党の与党では過半数を取れないとか、自民党が選挙区では健闘、その他の小政党はみんなの党以外は苦戦、といった予想が主流。 自民党から出て行ったたちあがれ日本、増添新党、杉並…

東北秘湯の旅

JR東日本大人の休日倶楽部会員パスを利用して、東北3日間の旅に26日(土)出発。 この会員パス、昨年度は4回あったのですが、今年は何故か2回に減りました。昨年は4回皆勤賞でしたが、2回に減って残念。どうして晴らしたのか?JRの方針や如何に?…

日本が最も暑くなった朝

日本代表がやってくれました。日本時間で早朝の大一番。3-1の見事な勝利で、日本中を暑くしてくれました。 私はといえば、12時に寝て、起きたのが5時半で、ちょうど試合が終わったとき。女房と子供の歓喜の声で目が覚めた次第。その後はテレビの前でリプ…

藤沢周平「驟り雨」

藤沢周平「驟り雨」読了。藤沢作品に庄内の海坂藩などを舞台にした武士の時代物がある一方、江戸を舞台にした庶民ものもあり、この作品はその後者の部類に入るもの。庶民の中でも貧しい部類に入る人を主人公にした短編といっていいでしょう。 表題作ほか、全…

北朝鮮の挑戦

昨晩のWカップ、ポルトガル-北朝鮮戦。結果は7-0で北朝鮮は惨敗、屈辱的な敗北でした。金正日がテレビ観戦していたかどうかは分かりませんが、さぞや頭に血が上ったのでは? ブラジル戦は得点もし、1-2の惜敗だったため、同じアジア勢としては期待し…

勝てなかったか

Wカップ、予選第二戦のオランダ戦。悔やまれる一点で残念ながら敗れました。ボール支配率は7:3で圧倒的にオランダ。ただし、決して圧倒されているという印象ではなく、堅く守っていたという印象。しかし、後半開始直後は日本ゴール付近でのセットプレー…

選挙の暑い夏

民主党が強引に国会を閉幕し、いよいよ参院選の暑い夏の戦いが始まりました。民主党は菅内閣の支持率を頼みに、過半数を狙い、自民党はじめ野党各党は、結果的には票の奪い合いになるのか? たちあがれ日本、日本創新党、増添新党などなど、小党が自民党から…

W杯サッカー、歓喜の勝利

サッカーW杯の日本初戦、カメルーン戦は、日本の歓喜の勝利。日韓大会以外では、初の勝利となりました。前半の1点を守りきった試合でしたが、後半の45分の長いこと長いこと。45分が3時間にも感じられる、冷や冷やものの試合でした。 一夜明けた新聞やテレ…

映画「RAILWAYS」、「アウトレイジ」

本日は映画二本観賞。それも全く趣の違う作品二本。 「RAILWAYS49歳で電車運転士になった男」は、49歳のエリートサラリーマンが、その地位と収入を捨て、子供の頃からの夢だった田舎の電車の運転士になる話。勿論、彼が運転手になるきっかけは、単に夢を実現…

魚住昭「野中広務 差別と権力」

菅直人内閣が発足し、各社の世論調査で支持率が大幅に回復し、国民新党を振り切って、国会会期を延長せず、7月11日参院選投票が確定しました。支持率を見ながらの選挙戦突入。ついこの間まで自民党が表紙を変えて選挙戦に備えようとした戦術が、民主党でも…

映画「孤高のメス」

昨日の「告白」に続いて、今日は同じく話題作「孤高のメス」鑑賞。 確かによく出来てて、面白い。現代医療のひずみや問題点も盛り込まれ、引き込まれます。 しかし、堤真一の主人公が格好良すぎではないか?今回の彼には何の欠点も失敗もなく、いわば完全人…

映画「告白」

鳩山の辞任表明、そして小沢を道連れにした辞任、菅直人の代表選出、首班指名となりました。15年間で21人もの総理大臣が交代を無理返してきたと言う日本の政治。それだけ人材がいたと言うべきか?それとも人材がいなかったと言うべきか?勿論答えはわかりき…

民主党よ、お前もか

昨日、鳩山首相が突然の辞任表明。最後の意地で小沢幹事長も道ずれにしての辞任表明でした。 昨年八月の選挙から短命の8ヶ月での終焉。誰が見ても「民主党よ、お前もか!!!」でしょう。 鳩山政権発足以来、鳩山自身が母親から政治献金を受領し、嘘の報告…

クラシック鑑賞

昨日は、新宿文化会館にて新宿フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会を妻と鑑賞。 演目はモーツァルトの交響曲第41番ハ長調「ジュピター」と、マーラーの交響曲第4番ト長調の2曲。 新宿フィルはプロの楽団ではなく、有志が毎週一回練習して、年2回の定…