2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ドキュメンタリー映画「13th -憲法修正第13条ー」

アメリカのドキュメンタリー映画「13th -憲法修正第13条ー」をNetflixで視聴。 アメリカ憲法修正第13条とは、奴隷制を禁じた憲法の条文で、1886年に議会で成立したもの。リンカーン大統領は南北戦争時代の1864年に奴隷解放宣言を行ったが、実際には各州が独…

ドキュメンタリー映画「LA92」

アメリカ、ロサンゼルスで1992年に起きたロサンゼルス暴動を描いたドキュメンタリー映画「LA92」をNetflixにて視聴。 1992年ですからまだ28年前で、日本ではバブルのはじけつつあった時期で、そんなに昔のことではないのですが、これほどの暴動で…

Netflixドキュメンタリー「ブラジル 消えゆく民主主義」

Netflixドキュメンタリー「ブラジル 消えゆく民主主義」視聴。ブラジルでは1985年まで軍事政権が続き、民主主義国としての地位が認められない状況でしたが、1985年にようやく文民大統領が誕生し、本格的に民主主義国としての第一歩を踏み出す。ただし、軍事…

Netflixドキュメンタリー「科学者の麻薬スキャンダル」

アメリカの刑事司法関係ドキュメンタリーを大量に製作しているNetflix。昨日から今日にかけてみたのが「科学者の麻薬スキャンダル」。 マサチューセッツ州と言えば、ボストンを州都として、ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学などの世界屈指の頭脳を…

新型コロナ対策は韓国に学べ

本日の朝日新聞朝刊に、韓国文在寅大統領が新型コロナ対策で、日本に対してPCR検査キットやマスクの提供、更には医療スタッフの派遣などの支援を考えており、両国の保健当局間での協議を提案しているとの情報が掲載されていました。 今回の新型コロナ対策の…

Netflixドキュメンタリー「ロングショット」

冤罪が奇跡的に晴らされた事件のドキュメンタリー「ロングショット」視聴。40分間という短さですが、アメリカの刑事司法の恐ろしさが凝縮されている作品。 全く覚えのない少女殺人事件の犯人とされた男性が、目撃者の証言によって描かれた似顔絵で逮捕され、…

Netfliksドキュメンタリー「イカロス」

Netfliksドキュメンタリー「イカロス」視聴。 ロシアのドーピング疑惑については、かなり前から騒がれていましたが、ソチオリンピック後に、ドーピングにかかわったロドチェンコフ元RUSADA所長がアメリカに亡命し、その実態を赤裸々に告発してから決定的にな…

Netfliksドキュメンタリー「グレゴリー事件 迷宮入りの謎に迫る」

新型コロナショックを受けて、アメリカの通販大手amazonの売れ行きが絶好調で株価も上昇しているとのこと、そして世界的な外出禁止命令や自粛で家に閉じもまざるを得ない人が増えていることから、Netfliksの加入者も急増しているとのこと。飲食や観光業を中…

奥山俊宏「パラダイス文書」

朝日新聞編集委員で、パナマ文書、パラダイス文書に分析・取材を朝日新聞を代表して取り組んだ奥山俊宏氏著「パラダイス文書」読了。 前半部分は調査報道に関する著者の経験を踏まえた所感、後半はパナマ文書・パラダイス文書に取り組んだ内容について記述さ…

映画「ゆきゆきて、進軍」

衝撃のドキュメンタリー映画「ゆきゆきて、進軍」をYouTubeにて観賞。 YouTubeで森友のスクープを文春で出した相沢冬樹氏が、「酔談」の中で赤木さんの奥さんに紹介したという話を聞いて、早速私も検索して全編がYouTubeでアップされていたので観ることがで…

在宅勤務の苦痛

在宅勤務の環境の整っていない中小企業に勤務するのですが、新型コロナ感染拡大の中、勤務を週2~3日ペースとするようにしているのですが、外出自粛ということで、自宅にいても行くところがないのは非常に苦痛です。子供や奥さんへの虐待や夫婦げんかが増える…

新型コロナのもたらす市民社会の変化

緊急事態宣言が7都府県に発令されたのが4月8日からですので11日間がけいかしました。その間、宣言は全国に拡大しましたが、感染者は拡大の一途。何度も書きますが、PCR検査の絶対数が他国に比べて圧倒的に少ないことから、感染者の実数は10倍ほどではない…

Netfliksドキュメンタリー「マデリンちゃん失踪に真実」

Netfliksのドキュメンタリーにドップリ漬かっている昨今。今回視聴したのが「マデリンちゃん失踪の真実」。 イギリスの医師夫婦が幼い子供3人を連れて、仲間何人かとポルトガルにバカンスに来て、子供をアパートに残して食事中に3歳のマデリンが失踪。その後…

関西電力業務改善命令にかかわる経産省文書改竄

役所の文書改竄・隠蔽はどこまであるのか、役所内で日常的に行われている疑いが、いよいよ真実性を帯びてきました。 経産省で発覚したのは、関西電力の過剰な金品受領問題に関する第三者委員会の報告書が提出され、それに基づく業務改善命令に関する文書。本…

ドキュメンタリー「イノセンスファイル」

Netfliksドキュメンタリー「イノセンスファイル」視聴。 冤罪に関するNetfliksドキュメンタリーの第3弾として「イノセンスファイル」全9話観賞。改めてアメリカにおける冤罪の多さと、雪冤の難しさを実感。 この番組は、1980年代にDNA鑑定が発達し、無実を訴…

ドキュメンタリー「自白映像ファイル」

新型コロナの感染拡大でリモートワークが普及したり、リモートワークと称して自宅待機が多くなるなどで、朝夕の通勤電車は大分空いてきて、通勤者にとっては楽になりました。 一方、在宅勤務や休校などにより、自宅内での家族の密接度が高まり、昨日の朝日新…

「緊急事態宣言」と憲法への「緊急事態条項」付加を見誤るな(その2)

前回、安倍政権の新型コロナへの対応ははなはだ心もとないものであることを記し、緊急事態宣言の使い方もよくわかっていないことを痛感します。 さて、特措法における緊急事態宣言においては、原則罰則付きの強制的な外出禁止や営業禁止などはありません。今…

ドキュメンタリー映画「目標株価ゼロ」

アメリカの健康食品会社、ハーバライフのマルチ商法を追ったドキュメンタリー映画「目標株価ゼロ」をNetfliksで観賞。 「桜を見る会」で話題になった日本のマルチ商法会社ジャパンライフと同じ様に、ねずみ講式のシステムで健康食品などを販売する商法は、日…

「緊急事態宣言」と憲法への「緊急事態条項」付加を見誤るな(その1)

3月14日に施行された改正新型インフルエンザ等特別措置法(以下「特措法」)に基づく「緊急事態宣言」が4月7日に発せられ、8日から施行されました。法施行から宣言まで3週間が経過し、その間東京を中心とした大都市部で感染が広がりました。 3月14日時点…

池井戸潤「陸王」

池井戸潤の「陸王」読了。テレビドラマを先行して観ているので、ストーリーがわかっている分、スラスラ読める作品でした。580Pの大作で、かつ読むのが遅い私も斜め読みで読めました。 埼玉県の行田で100年間旅を作っている老舗メーカー「こはぜ屋」の社長の…

映画「ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋」

アメリカのコメディー映画「ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋」を先週土曜日にギンレイホールにて鑑賞。コロナショックで週末はほとんどの映画館が閉館。各種集会や講演会、セミナーなどもほとんど中止か延期となり、出かけるところはほとんどなし。…

アメリカドキュメンタリー「殺人者への道」第2シリーズ

第1シリーズ10話に続いて、第2シリーズ10話を速攻で視聴。 エイブリー事件がこのようなドキュメンタリーになった端緒は、ディレクターが冤罪で18年間服役したスティーブン・エイブリー氏が警察・検察に3,600万ドルの損害賠償を行った直後に、彼の敷…

アメリカドキュメンタリー「殺人者への道」

この週末、久しぶりにNetflixのドキュメンタリーにはまり、外出自粛の期間を有効に使うことができました。 Netflixの高品質なドキュメンタリーには頭が下がりますが、この作品「殺人者への道」のスリリングな展開は、いかなるドラマより見せてくれます。第1…

新型コロナウィリスへの日本の対応

東京の1日の感染者数が100人に近くなっていて、感染爆発がいつ来るかといった話題も出始めている。 世界各国の感染者数と比べると3,000人という数字は極めて少なく、対策をしっかりとっているように見えるのですが、いかんせんPCR検査数が極端に少なく1日に2…

宝島社編「伏魔殿 菅義偉と官邸の支配者たち」

宝島社編「伏魔殿 菅義偉と官邸の支配者たち」読了。安倍政権に批判的な前川喜平氏や東京新聞の望月衣塑子氏などがインタビューで登場し、菅官房長官を中心に官邸の支配者たちの生態を描いている。 望月記者については、官房長官会見における厳しい質問攻勢…

相澤冬樹「安倍官邸VS.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由」

森友問題を再びクローズアップさせてくれた週刊文春記事を書いた相澤冬樹氏が、森友事件を追いかけた経緯や自身のNHKでの記者人生を赤裸々に描いた「安倍官邸VS.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由」を読了。 東大法学部を出た、本来であればエリ…