2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

演劇「長屋紳士録」

俳優の柄本明が主催する演劇集団「東京乾電池」の「長屋紳士録」を高円寺の座・高円寺で妻と二人で観劇。 「長屋紳士録」は小津安二郎が戦後初めて作った映画で、混乱続く東京下町の長屋を舞台にした人情劇。 浮浪児がたくさんいた頃の東京で、長屋の一人が…

映画三題鑑賞

週末に映画三題鑑賞。 先ずは金曜夜、テアトル新宿にて「乱暴と待機」。出演者は浅野忠信、美波、小池栄子、山田孝之の四人だけ。田舎の兼営住宅のようなところに住む夫婦と兄妹?のなんだか不思議なやり取りを描くも、私にはあまりよく理解できない哲学的な…

藤沢周平「長門守の陰謀」

藤沢周平「長門守の陰謀」読了。表題作含め5編の短編。どれもきわめて優れた作品。 特に私が気に入ったのは「夢ぞ見し」。昌江は器量よしの人妻ながら、結婚して5年たっても子供が出来ない。亭主は何の取り柄もないような下級武士。毎日遅くまで仕事をして…

特定失踪者の不思議

北朝鮮による拉致被害問題が、小泉訪朝以来全く進まない中、本日新宿都庁広場で、「拉致被害者・特定失踪者問題の集い」が開催され、参加してきました。 現在政府が「拉致被害者」と認めているのはたったの17名。それに対して、ある日突然、何の連絡もなく消…

特定失踪者の不思議

北朝鮮による拉致被害問題が、小泉訪朝以来全く進まない中、本日新宿都庁広場で、「拉致被害者・特定失踪者問題の集い」が開催され、参加してきました。

中国での半日デモ

中国内陸の各都市で半日デモが頻発している。参加者は主に学生のようだが、尖閣諸島での漁船員逮捕以来盛り上がった中国での反日感情が何らかの糸によって操られているのか?それとも自然発生的なものなのか?は判然としない。 中国での反日感情は、江沢民時…

藤沢周平「闇の穴」

チリの鉱山の落盤事故から約2ヶ月。生存していた33名の救出作戦もようやく終幕へ。本日から救出が始まり、明日中には全員が地上に出てこられそうです。何はともあれ、めでたしめでたし。 さて、藤沢周平の短編集「闇の穴」読了。表題作ほか5編を収録。こ…

mt.TAKAO登山

本日は体育の日ということで、私も何かせねばとの義務感あり。そこで思いついたのが高尾山登山。 ミシュランですっかり格がつき、人でも増えた高尾山。天気も最高の今日、駅を降りると大変な人出。 一人なのですいすいと追い抜いて歩き登山口へ。本日は稲荷…

つかこうへい「熱海殺人事件」舞台鑑賞

本日、中野の「スタジオあくとれ」にて、「熱海殺人事件」という演劇鑑賞。 「あくとれ」は地下の小さなスタジオで、観客席は約60席程度。ヤンキー・スタジアムという劇団?の熱演を拝見しました。 つい最近なくなったばかりのつかこうへいの代表作で、数…

冤罪の作られ方

郵便不正事件に発した大阪地検特捜部主任検事の証拠改ざん、それを隠蔽しようとした?幹部(これについては特捜の副部長、部長が否定しており真偽は五分五分)。起訴された事件の99%は有罪となっている日本の司法の実態。これらの情報が、今回の事件を契…

ノーベル賞の価値

今週は日本に久しぶりのおめでたいニュースが飛び込んできました。そう、二人の日本人のノーベル化学賞の受賞が決まりました。根岸教授と鈴木教授。炭素化合物の結合(カップリング)に、画期的な方法を考案したというのが受賞理由。いずれの研究も、既に30…

映画「ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う」

本日は外出し、仕事が早く終わったので映画鑑賞。竹中直人が真面目な役に向き合った「ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う」。 レビューがかなり良かったので期待したのですが、期待はずれ。こんなこともあるでしょう。 最初から残酷な場面が出てきます。人間を切…

検察審査会の良識?

小沢一郎の政治資金規正法に関わる検察審査会が、「強制起訴」を決定しました。黒星続きの検察に、また新たな黒星?「喝」が投げかけられました。 審査会の結論は、検察の捜査が「不十分」というもので、一般市民には極めて厳しい取調べをするのに、大物政治…

検察の闇

大阪地検特捜部主任検事のフロッピーディスク改竄事件は、当時の特捜部長の逮捕にまで発展。今後の状況次第では、検事総長の責任問題になるかもしれない事態に。 それにしても見えてこないのは、当の本人、前田検事が特捜部副部長、部長に、意図的に改竄した…

映画「お兄ちゃんの花火」

本日は映画サービスデーの日。新宿武蔵野館で「お兄ちゃんの花火」鑑賞。 お涙頂戴の意図は見え見えながら、その涙を流すのが大好きな自分は、yahooの映画レビューをチェックして、見たくなりました。 定番の白血病を患い、亡くなって行くのが見え見えの妹。…