映画「PK」

インド映画「Pk」を、新宿のシネマカリテにて鑑賞。インド映画ということで、単館系の上映ですが、これは前作「きっとうまくいく」の監督、主演コンビの傑作でした。
「きっとうまくいく」は古い慣習にとらわれた学校や地域社会を痛烈に批判した映画でしたが、この「Pk」は、現代の宗教を痛烈に批判した映画となっており、魅力的な男女優の好演により、その面白さが際立っています。
宇宙からやってきた男性主人公が地球の風習に慣れていくのですが、その過程で古い宗教観や人の悩みに付け込む宗教に違和感を覚え、女性主人公のテレビウーマンと組んで怪しい宗教家をやりこむ痛快さと、宇宙人ながら地球人に故意をしてしまうところがうまく描かれています。最後の方ではもちろんハッピーエンドなのですが、ほろりとさせられます。
インド映画は映画大国といわれますが、まだまだ日本で上映されない名画がたくさんあるのではないかと感じさせる素晴らしい映画でした。
それともう一点は、女優さんの美貌。ほぼ西洋人の風貌ながらインド的な美も備えた美人女優で、スタイルも抜群。ほれぼれさせられました。
今日はこの辺で。