映画「熱い湯を沸かすほどの愛」

日本映画「熱い湯を沸かすほどの愛」を先週の土曜日にギンレイホールで鑑賞。
ギンレイホールも、ここ数週間はあまり話題作の上映がなく、それほど混雑していなかったのですが、先週から今週にかけての2週間は、」永い言い訳」と「熱い湯を沸かすほどの愛の2本ともが話題作のため、最初の「永い言い訳」の回から立ち見の出る満員御礼。私は「永い言い訳」は観ていたので、表題作から行ったのですが、若干早めに行ったので、かろうじて吸われましたが、直前に来た方たちは立ち見だったり、帰ったりする人も多かったようでした。
さて、表題作は宮沢りえ演じるがんを宣告された一人娘を持つ母親が、家出した亭主を連れ戻して銭湯を再開し、亭主の連れ子を家族に迎え、更には一人娘を学校でのいじめから何とか解放させようと、娘を叱咤するエピソード、そして最後は娘の本当の親を娘に合わせるエピソードまで、感動的な場面をいくつかちりばめ、観客をぐいぐいと引っ張り込みます。
宮沢りえがこの作品で日本アカデミー賞主演女優賞を獲得したのも納得でした。
それにしても、宮沢りえの役柄も広がっていて、いい女優さんになったなあとつくづく思います。かつて貴乃花との婚約騒動がありましたが、彼女にとっても貴ノ花にとってもよかったのではないかと思いますが。
今日はこの辺で。