映画「ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出」

イギリス映画「ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出」をギンレイホールにて鑑賞。
1945年5月、対ドイツ戦勝が決まり、歓喜に湧くロンドン。映画「英国王のスピーチ」のまさにスピーチが行われる日、娘で次期女王の地位が決まっているエリザベスと妹のマーガレット王女が、群衆の中に紛れて宮殿の外に出て、一夜の冒険を行う物語。エリザベスが出合ったのは貧しい家庭で育った空軍兵士。彼のつけられながら、まぎれた妹を捜し、群衆の生の声を聴く一夜を描いた作品。
おそらくフィクションなのでしょうが、「英国王のスピーチ」と同様、うまく書かれたシナリオで、楽しめました。日本の皇室では無理な話でしょうが、開かれた王室であるイギリス王室らしいエピソートではあります。
歓喜に湧くロンドンの様子を画面で観ながら、当時はまだ戦闘が続く極東の太平洋戦線で、日本人や対戦相手の軍人や侵略地の人民の苦痛が続いていることを思い至りました。
今日はこの辺で。