映画「心と体と」

4月28日の土曜日、新宿シネマカリテにて、ハンガリー映画「心と体と」鑑賞。
ハンガリー映画自体、ほとんど日本で公開されることがありませんが、この作品はベルリン国際映画祭で最高賞の金熊賞を受賞したということで、日本公開が実現したのでしょう。確かに地味な映画で、興行的にはヒットが難しい映画ですが、東欧の習俗を知る意味では価値があります。
食肉工場が舞台ということで、かなりグロテスクな場面も出てきますが、基本的には恋愛映画。
食肉工場の財務部長という要職にある中年男性と、臨時で検査員として派遣された若い女性。女性は人見知りが激しく、まわりとのコミュニケーションをたらない、孤独な人。そんな彼女を見て行為を感じる男。
ひょんなことから、その二人が同じ夢を見ていることが分かり急接近する。但し、女性は体を許そうとしないため、男性もこれ以上深追いしない、だけれども女性は次第に深い愛を感じていって・・・・
不思議な感覚の映画で、眠くならない程度には楽しめました。
今日はこの辺で。