東北温泉旅行24年9月版

大人の休日倶楽部フリーパスに合わせた東北温泉旅行の旅報告。
今回は9月6日(木)~9日(日)の3泊4日間の旅。
初日の目的地は秋田・青森県境にある日影温泉。秋田新幹線角館下車、秋田内陸縦貫鉄道乗換えで終点鷹巣駅まで。この秋田内陸線は1両編成のローカル列車。しかしながら、女性車掌ガイドがついた観光列車の趣。車掌さんが観光案内と車内販売で楽しませてくれます。走るのは秋田の南から北まで、正に縦貫する路線。何故ここに列車路線が出来たのかも不思議なほどのローカル線ですが、新幹線に乗ってるよりも情緒があって、乗る価値あり。車窓からは田園アートが見られ、楽しい2時間を過ごしました。
鷹巣乗換えで奥羽本線碇ヶ関到着。ここで旅館の送迎バスで目的の日影温泉へ。碇ヶ関から15分程度の、案外近いところにありましたが、携帯電話が通じない山奥。白濁した温泉は身体を癒してくれました。
温泉に入る前に若干のウォーキングと思い、ハイキングコースへ。上り坂がかなりあり、期待通りの疲れを味わいました。
木曜日ということもあり、日影温泉のお客さんは少なめ。75歳になる男性と温泉で話しましたが、1ヶ月に1回は温泉に出かけているとのこと。羨ましいことです。
2日目は旅館のバスで碇ヶ関まで送ってもらい、奥羽本線で目的地の肘折温泉へ。
肘折温泉は、山形県北部、新庄からバスで約50分のこれまた山奥。新庄から路線バスで目的地へ。宿泊旅館は元河原湯。日本秘湯を守る会の会員旅館ですが、秘湯と呼ぶには近代的過ぎる旅館。お風呂も4階展望風呂で、若干興ざめ。肘折温泉自体がかなり大きな温泉街であり、朝市も毎日行われるところ。秘湯というと、一軒宿のイメージが大きいので、ギャップあり。ただし、やはり部屋がきれいでウォシュレットトイレつきはありがたいもの。パソコンもロビーにあり、メールを確認することも出来ました。
最高の収穫は朝市で買ったちまきとしそ巻き。3日目の昼食にもなりましたが、ちまきのご飯には感動。帰って女房にも食べてもらいましたが、これが大好評。もっとたくさん買ってくればと公開しました。
三日目の朝は旅館の送迎者で新庄へ戻り、目的地の米沢八湯の一つ、滑川温泉へ。米沢まで新幹線で行き、奥羽本線に乗り換えて峠駅下車。この奥羽本線米沢-福島間は、8時代のあとが13時まで列車がありません。いくらなんでもそりゃ無いでしょう?と思うのですが、お客さんがそれだけいない証拠。列車での移動は極めて不便。かといってバス路線もなし。全くの陸の孤島です。
峠駅に着くと旅館の車が待っていました。たくさん乗るかと思いきや、私一人。やっぱり皆さん自家用車で来るのでしょう。駅から約20分で旅館へ。途中の道は細くて、素人では対向車とのすれ違いに窮する
ほど。
旅館に着くとそこは正に一軒やどの秘湯。まずは運動のためのハイキング。往復40分の滑川大滝までの運動。これまたかなりの高低差でかなりの運動となりました。滝は見事のひと言。もっと近くに行きたかったのですが体力が持たず。
旅館に戻り早速露天風呂へ。驚くことに、女性が3名の混浴状態。それもバスタオルなしのかなりのあきっぴろげのお姿。こういったときの私のような気の弱い男の振る舞いはあたふた。
それにしても、お一人の女性は夫婦で使っているようですが、かなり美形で、かつ大胆。目の保養をさせてもらいました。
滑川温泉の温泉は、露天が岩風呂とひのき風呂、内風呂が石造り。この内風呂も混浴。
今回の3つの温泉の中では、最もいいお風呂でした。
4日目は、峠駅に列車が8時代しかないため、8時に旅館出発し、8:22分の奥羽本線で福島へ。福島から大宮、長野、松本と乗り継ぎ、上諏訪温泉へ。長野県人ながら諏訪の温泉は初めて。駅近くの片倉館という歴史ある公衆浴場へ。立派な洋館の中に千人風呂といわれる大きなお風呂がありました。ここで最後の温泉を楽しみ、帰路につきました。
3泊4日の東北温泉旅行の旅、日本秘湯を守る会のスタンプも10個が埋まり、全部で12個。次回はどこに只で宿泊するか?第一候補は夏油温泉ですが、冬場はいけないところ。ゆっくり考えましょう。
今日はこの辺で。