なでしこジャパンのふんばり

なでしこジャパンがついに決勝進出を決めました。昨年の女子ワールドカップが決してまぐれではないことを、堂々と証明してくれました。
さすがに真夜中の試合で、テレビ観戦はあきらめましたが、朝起きてテレビをつけると、アメリカVSカナダ戦がまだ中継されており、テレビの右肩になでしこ決勝進出を告げていました。
録画で見ますと、後半になでしこの坂口がヘディングシュートを決めて2点差になってからは、フランスのパワープレーにより、一方的に攻められ、31分にはゴールを決められ、その2分後にはPKを与えてしまいましたが、何という幸運か、相手がはずしてくれました。まさに天の助け。その後も必死に耐えて、逃げ切りました。生中継を見ていた人にとっては、これほど心臓に悪い試合はなかったでしょう。
それにしても、ブラジル戦といい、フランス戦といい、一方的に攻められる場面が多く、なでしこの本来のパスサッカーが影を潜めているのが気がかり。これが佐々木監督の勝つための作戦なのかどうか?
南アフリカ戦を意図的に引き分けた?ことも含め、確かに佐々木監督の作戦だとしたら大したもの。ただ、意図的に引き分けに持ち込める力を持っていることもまた、なでしこの成長なのかもしれません。
カナダ戦に意外な苦戦をしたアメリカ相手に、同じような試合ができるか?
昨年のワールドカップの澤の奇跡的なゴールは期待できないので、とにかく先行して逃げ切りたいものです。
今日はこの辺で。