映画「幸せへのキセキ」「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」

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21日、日曜日、久しぶりに三軒茶屋で映画二題鑑賞。
幸せへのキセキ」はマット・ディロンスカーレット・ヨハンソンという魅力的な俳優の共演。話の内容は、最愛の妻(母親)を失った夫と子供二人の家族の葛藤、特に長男の父親への反抗があり、マット・ディロン扮する父親が環境を変えようとして引っ越しを決意。選んだところが動物園付きの家。そこにはスカーレット・ヨハンソン扮する動物園スタッフが複数名いて動物の面倒を見ていました。父親は一念発起して動物園の開園に情熱を燃やして、家族関係も改善・・・・。
ありふれた話の中に、動物園を入れたところが斬新なところか。ハッピーエンドが予想される展開で、見ていて安心ですが、「ありふれた」話ではありました。
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」は、イギリスで10年以上の長きにわたって首相を務めたサッチャーの伝記もの。現代史を生きた存命の女宰相の物語でもあり、作り方が難しいと思いきや、メリル・ストリーブの見事な演技の貢献もあり、見ごたえのある作品に仕上がっていました。
今の日本では考えられない10年の在任期間、しかも女性の首相。並大抵の人間では勤まらない大役をサッチャーはこなし、現代史に名前を残しました。まさに「鉄の女」でしたが、今は認知症にかかってしまったとのこと。その老人の演技も含めて、さすがは名女優メリル・ストリーブ、そっくりに、そして威厳をもって演じていました。
三軒茶屋20日、21日が大道芸祭りの日。映画鑑賞の後大道芸も満喫しましたが、この祭りも次第に観客が増え、各パフォーマーの前は人だかりで見るのが一苦労。見た後のチップも皆さん気前よく千円札を投げ入れていました。
今日はこの辺で。