「近い将来に」と「近いうちに」

「近い将来に」と「近いうちに」の違いは何か?
「近いうちに」の方が、若干時間間隔が狭いニュアンスがあるようなないような。
菅直人前首相が辞める辞めないで大騒ぎになった時、やはり内閣不信任案での採決寸前、鳩山由紀夫と会談し、曖昧な一筆をとり、民主党両院議員総会で「震災対応のメドがついた時点で若い人に道を譲る」云々と訴え、民主党内の造反派を抑え、不信任案は否決。その後、なかなか辞めない状態が続きました。
さて、今回は自民党の谷垣総裁を相手に、「近いうちに」で何とか決着したようですが、「近いうちに」はあくまで両者の信頼関係での言葉のようです。早くも、今国会中とか、秋の臨時国会中とか、年明け1月とか、複数案が飛び交っています。
「懲りない面々」とは、まさに彼ら国会議員のこと。政局、政争はいい加減に止めてもらいたいものです。少なくとも今自民党がやっている「解散要求」は、国民のことを全く考えていない、議員による議員のための政治=政局・政争です。
増税法案可決後、「近いうちに」解散・総選挙があるとして、国民は何を選択肢に選べばよいのか?その前に、民主、自民、公明、その他政党は、それぞれ何を公約(マニフェストという言葉は破られるためにある)にして訴えるのか?
全く想像できない状況です。
今日はこの辺で。