日韓関係の行方

オリンピックのサッカー男子とバレーボール女子の3位決定戦が、いずれも日韓戦となりました。何がなくても日韓戦は熱がこもるのに、今回は両国関係の悪化の中で行われることから、別の意味で心配になります。
何故この時期に?韓国の李明博大統領が竹島を1.5時間にわたって上陸・視察したとのこと。一般的に言われているのは、大統領選挙を秋に控え、死に体の政権浮揚に反日というナショナリズムに訴え、人気回復を図るため、などと憶測されていますが、誠に残念。
最近の日韓関係は、少なくとも文化交流、人的交流面ではよい方向にあると思っていたのですが。特に、私的には韓国映画の質の高さに感心し、最近も何本も見て、韓国が身近に感じているところです。
反日を煽ることで、そんなに韓国の世論が敏感に反応し、人気回復につながるのか?もしそうであるならば、日韓関係というのは極めて脆弱な、危うい関係と言わざるを得ません。
韓国が反日になれば、日本も反韓になる悪循環。
それにしても、政権末期になると必ず大統領の親族などが金に絡んだスキャンダルで逮捕されることが繰り返されます。大統領に権力が集中する韓国の政治構造に何か問題があるのか。残念なことではあります。
今日はこの辺で。