オリンピックの熱狂の裏で

オリンピックで盛り上がり、ニュースもオリンピック一色という中、国会がとんでもないことになっています。またまた政党間での内閣不信任案提出だの、問責決議案だのとやっています。
オリンピックで世論が政治への関心を薄めている隙を狙って、何気なく消費税法案を亡き者にし、選挙を早くやって民主党政権をつぶしたいという戦略がミエミエ。
三党合意に参加しない政党は別にして、自民党は三党合意を主導した張本人であり、今更解散するしないは別問題でしょう、と言いたい。
もし、これでまた消費増税法案が参議院で採決されず、法案が成立しなかったら、それこそ「何も決められない国日本」が世界中に再認識され、円高、株安が一層進み、そのうちには日本破綻のシナリオが見えてきます。自民党には浪人中の議員が150名以上いるとのことですが、その150名のために選挙をやるのか、それとも日本国のために法案を通すのか?よーく考えてもらいたいものです。
今日はこの辺で。