映画「天地明察」

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終日大雨の23日、日曜日、映画「天地明察」鑑賞。
おくりびと」の滝田洋二郎監督作品であり、原作も本屋大賞受賞作ということで、前評判のよかった作品。
二世安井算哲、後の渋川春海の生涯を描いた時代劇だが、そこにはチャンバラは出てきません。「武士の家計簿」的な時代劇で、アクションを期待する方は不向き。
算哲は囲碁のプロであり、将軍の御前で囲碁を打つほどの名人。しかし、数学と天文学が好きで、幕府に認められ、日本発の和製暦「大和歴」を造るまでの苦労話が展開します。
江戸時代の数学者、関孝和も登場し、江戸時代の日本の数学のレベルが高いこともわかります。
水戸光圀とどんな関係だったかはわかりませんが、映画では光圀が後援者となり、最後は朝廷の保守派に勝って、大和暦が日本の最初の暦として採用されるハッピーエンド。
岡田准一宮崎あおいというさわやかコンビで、さわやかな作品でした。
今日はこの辺で。