映画「いつか家族に」

韓国映画「いつか家族に」をシネマート新宿にて鑑賞。
中国人作家・余華という方の小説「血を売る男」を、朝鮮戦争が終わった時期の韓国に舞台を移して、俳優のハ・ジョンウが監督・主演した作品。
先日立教大学で、韓国語の通訳を長年されている矢野百合子さんの講演を聞いてきて、通訳や翻訳の難しさ、常に最新の情報を取り入れる努力の大切さを実感したのですが、私は韓国人俳優の名前もなかなか覚えられないのが実態。韓国人俳優ですぐ名前が出てくるのはチェ・ジュウとソン・ガンホぐらい。
この映画の監督・主演しているハ・ジョンウも韓国映画では欠かせない俳優さん。
貧しいながらも体力には自信のある主人公が町一番の美人を嫁さんにして3人の男の子を設ける。長男が11歳になった時に、その子が自分の血を分けた子供でないことが発覚して、妻とその子を邪険にするのが前半。後半は、その子が脳炎に罹り、手術代を稼ぐために自らの血を売って金を工面する姿が映し出されます。実の子ではないものの、子は父を慕い、父もその子をまた自分の子として何とか助けようとする姿が感動を呼ぶ場面。
妻役のハ・ジウォンは、映画製作時38歳ぐらいですが、相変わらずお美しい姿を見ることができました。
今日はこの辺で。