映画「30年後の同窓会」「さよなら、僕のマンハッタン」

週末はギンレイホールにてアメリカ映画二題鑑賞。
「30年目の同窓会」は、ある意味反戦映画であり、またある意味では国を守るという大きな任務を持つ軍隊・軍人を賛美するような映画。ベトナム戦争の戦友3人のうち一人の男の息子がイラクで戦死し、別の二人を誘って遺体を引き取りに行くロードムービーベトナム戦争イラク戦争も、何ら意味のない戦争であったことを3人とも共有していることから、遺体を軍人墓地に埋葬することを拒否。自分の墓に埋葬するといって現役軍人と衝突したりするものの、最後は軍服を着て見送ることになる。アメリカでは、戦死者に対する扱いが非常に崇高であるといわれ、その通りに戦死者は尊敬の象徴となるようですが、真の反戦映画とはなっていないところが、私には物足りないところでありました。
さよなら、僕のマンハッタン」は、小説家を志す青年が、ある時父親が若い愛人と食事しているところを目撃して、母親への気遣いからその若い愛人に近づき、体の関係を持つ。最後は父親にそれを告白するのですが、実はこの父子には隠された秘密があったことがわかり、エンドとなる。青年の住むアパートの隣人の中年男性が重要な役回りなのですが、これを演じているのがジェフ・ブリッジス。父親を007のピアーズ・ブロスナンが演じ、豪華なキャストでありました。なお、若い愛人役のケイト・ベッキンセイルという女優さんも魅力的でしたが、yahooの映画情報によると年齢はなんと48歳。とてもそんな年齢には見えませんでしたが、本当であれば驚き。
今日はこの辺で。