モンゴル相撲

近所の日大文理学部で「シルクロード・モンゴル展」が開催されており、今日はモンゴル相撲の大会があると言うことで観にいってきました。
モンゴル相撲と日本の相撲との大きな違いは土俵の有無。日本では丸い土俵がありますが、モンゴル相撲では土俵がありません。通常は広い芝生の上で競技が行われるようです。したがって、モンゴル相撲では寄り切りや押し出し、送り出しと言った技がなく、相手を倒すまで勝負がつきません。技的には、足を持つことができず、上半身での組み手が勝敗を決する重要な要素となるようです。
そんな訳で、力の差がある一回戦辺りは簡単に決着がつきますが、力が接近してくると、なかなか勝負がつきません。準々決勝、準決勝と長い相撲が続き、決勝もなかなか勝負がつかず、予定の時間を一時間もオーバーする始末。もっと迫力があると思っていましたが、こういった長々とした、動きのない試合では観客も次第にいらいら。
だたし、さすがにモンゴルの人は勝負にこだわります。決して簡単には負けないと言う意志が強く感じられました。これこそが、今日の大相撲におけるモンゴル勢の躍進に繋がっているのでしょう。
今日はゲストで大相撲の時天空が来ており、真剣に試合を見ていました。彼にしても、実際のモンゴル相撲はしていないとのこと(柔道をしていたようですが)。
今日はこの辺で。