#映画レビュー

映画「僕らの方程式」

単館系映画「僕らの方程式」鑑賞。上映館は「シネマート新宿」と言う小さな映画館。客席数が60~70、スクリーンもとても小さな映画館。こんな映画館もあったのかと、しばし感動。 Yahooの映画レビューでかなり点数がよかったので、期待していきましたが、出…

映画「宮廷画家ゴヤは見た」

ミロス・フォアマン監督の「宮廷画家ゴヤは見た」鑑賞。18世紀末のスペインの画家ゴヤがみたナポレオン時代のスペインの話。 教会による審問が行われていた時代、ナタリー・ポートマン扮する貴族の令嬢が審問にかけられ獄に繋がれる。それは極めて理不尽な審…

「きみの友だち」鑑賞

待望の映画「きみの友だち」鑑賞。今日が東京での封切ということで、監督と女優さん3人が舞台挨拶。主演の石橋杏奈はなんと16歳の誕生日を迎えたばかりとのこと。これを聞いて、舞台挨拶後の映画への思い入れが少し変ってしまいました。 小説が連作の短編で…

映画「クライマーズハイ」鑑賞

今日は息子と一緒に映画「クライマーズハイ」鑑賞。 横山秀夫は最近新作が無く、寂しい限りですが、「この「クライマーズハイ」は横山の作品の中でも出色の作品。「半落ち」で直木賞候補になりながら、審査委員のいちゃもんで受賞できず、怒った横山が直木賞…

映画二題

雨の週末。特に今日は一日中雨でウォーキングにも行けず、やむを得ず三軒茶屋まで映画鑑賞に。三軒茶屋の二つの映画館はいずれも二本立てで1,300円。今日は一方の映画館で「4分間のピアニスト」と「ヘアスプレー」を上映中。いずれの映画も封切時に観たかっ…

映画「アフタースクール」

雨の日曜日。午後からはやむという天気予報ですが、午前中の時間が余ったので、また新宿で映画鑑賞。 ネットのレビューでかなり評判がよい作品ということで「アフタースクール」鑑賞。 すっかり騙されましたが、ユーモアセンスたっぷりのなかなかの作品。見…

映画「チャーリーズウィルソンズウォー」

金曜映画の日、「チャーリーウィルソンズウォー」鑑賞。トム・ハンクスがとぼけた味の下院議員、ジュリア・ロバーツはガリのおばさんで登場。宣伝文句の「信じられない話」の意味が分からないような映画でした。 兎に角、共産主義は悪、アメリカは善を真正面…

映画「つぐない」

今年になっての洋画の最高作(日本映画はなんといっても「実録連合赤軍」です)に出会いました。「つぐない」です。 イギリスの上流階級家庭の娘と、その家の政婦の息子。娘は姉妹で、妹が残酷な嘘をついたばかりに、姉と男の運命を悲惨なものへと変えてしま…

映画二題

三軒茶屋には2軒の映画館があり、いずれも2本立て1,300円で見れます。しばらくご無沙汰していましたが、久しぶりに行ってきました。 「ある愛の風景」珍しいデンマーク映画ですが、重厚で見ごたえのある作品。デンマークでもアフガニスタンに派兵していた…

2週連続

先週鑑賞した「実録連合赤軍、あさま山荘への道程」を、今日再び鑑賞。中三の息子に話したところ是非観てみたい、とのことで連れて行きました。 私自身の感想は、先週観たばかりなのに、やはり衝撃がありました。息子の感想はといえば、「予想以上に衝撃を受…

映画「連合赤軍、浅間山荘への道程」

実は先週16日の日曜日に観にいく予定だったのですが、トラブル発生で16・20日が出勤となり、本日表題作を観にいってきました。 若松孝治渾身の一作といいましょうか、事実を忠実にたどった浅間山荘事件までの壮烈な連合赤軍の姿。 次第に追い詰められていく中…

週末の過ごし方

週休二日制になって久しいですが、いつまでたっても2日間の過ぎるのが早いこと。 花粉の季節ということで、歩くことはできるだけ控えています。そこでどうしてもインドア生活が中心。昨日土曜日はアメリカ映画「バンデージ・ポイント」鑑賞。アメリカ大統領…

映画「チーム・バチスタの栄光」

昨夜は日本アカデミー賞の発表・授賞式。賞が分散しましたが、昨年は日本映画界にとって何か物足りない年でした。 作品賞が「東京タワー」。残念ながらこの作品は未だ見ていませんでした。したがって評価できませんが、その他のノミネート作品も例年と比べる…

映画二題

昨日、今日と2本の映画鑑賞。 昨晩は「再会の街で」。9・11アメリカ同時多発テロで、一挙に4人の家族を失い、精神に病を持ってしまった男と、彼を支える親友の物語。9・11テロでは乗っ取られた飛行機の乗客やビル崩壊での多数の人が犠牲になりました…

映画「ヒロシマ・ナガサキ」

昨日は息子と一緒に「ヒロシマ・ナガサキ」観賞。息子も「夕凪の街、桜の国」を見ていたので、誘うとOKの返事。久しぶりに息子と一緒の映画鑑賞。 映画は、広島、長崎の被爆者及びアメリカの原子爆弾開発に携わった科学者と投下に関わった兵士の証言に、悲…

映画「転々」と我が不覚

本日は正に快晴の冬晴れ天気。国分寺から深大寺まで野川べりをウォーキング。久しぶりの野川はすっかり晩秋のたたずまい。クッションのいい草の上を歩いていい気分でした。 本当は京王線まで歩く予定でしたが、深大寺のそばが食べたくなって寄り道。ついビー…

映画「ボーン・アルティメイタム」観賞

評判のいい映画「ボーン・アルティメイタム」を見てきました。 その前にまず遭遇したことについて。映画を見るために新宿まで行き、地下通路を歩いていると警官から呼び止められました。一世警戒中とのことで、いつもつけているポシェットの中身を見られまし…

「ALLWAYS続三丁目の夕日」観賞

昨晩、久しぶりに金曜映画の日、ALLWAYS続編を観賞してきました。 2005年度の映画賞を独占した名作から2年。続編と言うのはなかなか難しいと言われますが、今回の作品はまあよく出来たほうでしょう。東京タワーが出来たころの東京。昭和30年代の前半の東京…

どぶ板選挙

8日の朝、金沢からバスで帰宅したのが早朝の6時半。幸いバスの中ではゆっくり眠ることが出来ました。ただし、やっぱり我が家に勝る安息の場所ななし。帰宅すると一安心です。 近所の映画館に女房と一緒に「選挙」を観に行く。この映画は、2年前の2005年に…

ラスト7分というキャッチコピー

”ラスト7分11秒まで、決して真犯人が分からない”というキャッチコピーを売りにした映画「パーフェクト・ストレンジャー」を観賞。私のような単純な人間では、やはり犯人を見抜けずに、ラスト7分で漸く分かった次第。このような映画こそネタバレ禁物の映…

「ヒーロー」のテレビ的面白さ

台風一過の残暑の週末。昨日の土曜日は仙川まで歩いてゆけむりの里へ。そして今日は新宿から明治神宮、代々木公園経由で渋谷まで歩き、そこから吉祥寺まで電車で行き、吉祥寺の映画館で「HERO」観賞。途中の代々木公園ではブラジルフェスティバル開催中…

マイケル・ムーア「シッコ」観賞

1日の土曜日は会社のゴルフコンペが開催され28人中20位で、飛び賞獲得。でもスコアは103と、惨憺たるもの。ティーショットがフェアウェーをキープしたのが1回だけと言う、何とも情けないゴルフ。一度根本からスィングを作り直さなければ永遠にこん…

「善き人のためのソナタ」に感動

日本列島が燃えるような暑さの今日、ついに熊谷と岐阜県多治見で最高気温の歴代最高記録が更新されました。いずれも40.9度のうだるような猛暑。東京も40度は行かないものの38度以上を記録。今私がいる部屋の温度も33.7度あります。今日これから夜行バスで乗…

「夕凪の街桜の国」観賞

原爆投下の悲劇が現代にも繋がっていることを静かに、かつ強烈に心に訴えかけた映画「夕凪の街桜の国」を見てきました。見る前から覚悟はしていたのですが、予定通り涙垂れ流し状態で、泣きに泣けました。隣で見ていた女房も同様のようでしたが、どうしても…

香港映画「傷だらけの男たち」観賞

今日は久しぶりに女房と映画鑑賞。私が見たかった映画ですが、息子を最初に誘うと「NO」。女房を誘うと「OK」と言うことで新宿へ。 「傷だらけの男たち」は、数年前の映画「インタナル・アフェア」を作ったチームの最新作。実は「インタナル・アフェア」…

ダイハード4と舞妓ハーン

土曜映画の日は「ダイハード4」観賞。ありえなーいスーパーアクションの連続に、何も考えることなく楽しめるど迫力映画。何はともあれ見てください。ただただ楽しめる映画です。 日曜日の今日は、1日の映画サービスデー。吉祥寺まで行って「舞妓はーん」を…

映画「キサラギ」観賞と東野圭吾「使命と魂のリミット」読了

金曜夜の映画の日になかなか映画が見れないため、昨日土曜日に渋谷の映画館へ。ところが、時間に行くと立ち見と言うことで、出直して今日行ってきました。 「キサラギ」は1年前に死んだアイドルを追悼するため集まった5人のファンが織り成す会話劇。Yahoo…

笑顔の大切さ

先週の金曜映画の夜は、6月1日だったため、映画サービスデーと重なりました。いつものようにチケットショップに立ち寄り、1,250円の映画鑑賞券を買おうとしたところ、店員さんから「今日見るんですか」と問いかけられました。そうですと答えると「今日は1,…

暗黒大陸の今

昨夜は金曜映画の日。話題の映画「ブラッド・ダイヤモンド」を鑑賞。 ここのところアフリカをテーマにした映画がかなり上映されています。私自身は「ホテルルワンダ」しか観ていませんが、それ以外にも話題作がいくつかあるようです。題名が思い出せない(最…

「紙屋悦子の青春」観賞

岩波ホールで上映されていた「紙屋悦子の青春」が、我が地元下高井戸シネマにかかっており、妻と一緒に夫婦50歳割引で見てきました。 冒頭のシーン、病院の屋上らしき場所で老夫婦が何気ない会話をしています。それが主人公夫婦であることはすぐに分かりま…