映画「ボーン・アルティメイタム」観賞

評判のいい映画「ボーン・アルティメイタム」を見てきました。
その前にまず遭遇したことについて。映画を見るために新宿まで行き、地下通路を歩いていると警官から呼び止められました。一世警戒中とのことで、いつもつけているポシェットの中身を見られました。野球帽をかぶったラフな格好をして歩いていたのですが、相当危険人物に見られた模様。アルカイダが日本に潜入しているとの無責任な法務大臣の発言もあり、警戒を強めているのかどうかは分かりませんが、初めての経験でした。
さて、映画のほうは評判どおりの出来。ボーンシリーズは見ていないのですが、前2作を見ていなくても映画の面白さは十分に堪能。雑踏の中で、追うものと追われるもののスピーディーな描写は緊張感を高め、ヒッチコック的な感覚を味わえました。派手なアクション場面もありましたが、どちらかと言えばこの雑踏の緊張感あふれる場面が最高の見せ場でしょう。
映画を楽しんだ後は東京国際女子マラソン。すぐに家に帰ってテレビ観戦の手もありましたが、折角近いところにいるので、歩いて国立競技場へ。スタジアムは無料開放で、早速場内に入ると画面では野口みずき選手がトップを快走。これはラッキーとばかり彼女がスタジアムに帰るまでうきうき気分。そしてスピードを落とすことなくスタジアムを1周して大会記録でゴールイン。見事なレースでした。今日の強さはさすがにオリンピックチャンピオン。北京大会での五輪連覇も見えてきました。
2年ぶりのマラソンでこの強さ。彼女には所属企業の不祥事などもあり、不遇が付きまといますが、こうやって見事なレースを見せてくれると、応援にも力が入ります。
”頑張れ野口”連覇を期待しましょう。
今日はこの辺で。