映画「チャーリーズウィルソンズウォー」

金曜映画の日、「チャーリーウィルソンズウォー」鑑賞。トム・ハンクスがとぼけた味の下院議員、ジュリア・ロバーツガリのおばさんで登場。宣伝文句の「信じられない話」の意味が分からないような映画でした。
兎に角、共産主義は悪、アメリカは善を真正面から訴えるような映画。古きよきアメリカの独善的な思想の上に成り立っている映画に感じました。
ソ連のアフガン侵攻は、反ソ連を国際的に高め、モスクワオリンピックボイコットにも繋がりましたが、アフガン紛争は未だに続いています。これは単にソ連侵攻だけが原因ではなく、アメリカの中東、アジア政策の遺物でもあるのではないでしょうか。
この映画では、単に一議員の英雄的な行動がアフガンからのソ連撤退をもたらしたかのごとく扱っていますが、そんな単純なものなのか?
武器には武器を持って対抗すべし、言って見れば目には目を、歯に歯を、の戦闘精神が前面に出ている映画でもありました。
今日はこの辺で。