どぶ板選挙

8日の朝、金沢からバスで帰宅したのが早朝の6時半。幸いバスの中ではゆっくり眠ることが出来ました。ただし、やっぱり我が家に勝る安息の場所ななし。帰宅すると一安心です。
近所の映画館に女房と一緒に「選挙」を観に行く。この映画は、2年前の2005年に行われた川崎市補欠選挙の立候補者であった山内和彦氏の選挙活動を克明に追ったドキュメンタリー作品。是非見たいと思っていた作品で、幸運にも近所の映画館に来たのです。
川崎市議会の現在のホームページを覗いてみましたが、山内さんは議員名簿にありません。2005年の補欠選挙で当選しながら、次の統一地方選には立候補しなかったようです。
映画の内容を一言で言えば「どぶ板選挙」。市議選なんかには政策もマニフェストも何も関係なし。握手と人気者の応援があるのみ。山内氏のような落下傘候補にいたっては、当時の小泉人気しか頼るものが無かったことをまざまざと見せ付けてくれました。
それにしても、こうやって議員が作られていくことには、何か不安も感じます。所詮地方議員なんて何の役にも立たないのでは?いやいや、国会議員だって同じかもしれませんが?
今日はこの辺で。