下呂温泉

長期GW休暇の真ん中の3日間、一念発起して飛騨高山方面への旅行を敢行。バスと旅館を予約し、後は行ったとこ勝負の旅に出ました。初日の5月2日は7:50新宿発の下呂温泉行きの高速バス乗車。飛騨方面は下呂温泉にしろ高山にしろ、新宿から直行バスが出ているため便利です。出発ぎりぎりに乗り込んできた父子が私の席の通路反対側に座りました。そんなこともあって5分ほど遅れて出発。連休の谷間の日とあって中央高速は混んでおらず、スイスイです。しかし、隣の父子(子どもは小学校高学年位)は乗車早々二人で盛んにじゃれあい始めます。最初の休憩双葉SSでこの父子が出発ぎりぎりに休憩から帰ってきました。そして次の休憩場所では出発予定時刻になっても帰ってきません。3分ほど遅れて荷物を抱えてやっと帰ってきました。この親父には時間の観念が全くないようです。また拳で子どもの頭を平気でぶっていましたが、どんな教育を子どもにしているのか、心配になってしまいました。
そんな父子の隣に座っていたせいか、時間の経つのも早く、予定通り下呂温泉に13:30に到着。駅から温泉街を目指し歩き出しましたが、連休中にしては人通りが少ないように感じます。メインの温泉街を一通り歩きましたが、日本3大名泉といわれるほどの活気がありません。2年前に大阪勤務時代に行った城之崎温泉とは雲泥の差があります。
時間も未だ早いので、坂を上って合掌村に入りました。ここでかの有名な白川郷の合掌造りの家を見ることができました。そして、この合掌村の中に芝居小屋があり、旅芸人一座が芝居をしていました。この合掌村の入場料が800円、これに300円を追加すればこの芝居が観れるのです。芝居は1部が芝居、2部がショウとなっており、たっぷり2時間です。これを1日に2回公演するとのこと。いくら田舎芝居とはいっても、役者が10人程度おり、観客が50人強でこれだけの木戸銭では大した収入にはなりません。どんな生活をしているのか、気になりました。
思いがけずに芝居を観て本日の宿泊ホテルに向かいました。ホテルは一流なのですが、温泉街からはちょっと離れているので日と汗掻くほどです。ホテルについてまずお風呂。お風呂については文句なし。泉質がいいのか、お湯につかると肌がすべすべします。露天風呂からは下呂の町が一望でき、温泉の醍醐味を味わうことが出来ました。
夜は街に出て居酒屋で一杯。観光客はみんな旅館に閉じこもっているのか、街には依然として人の数が多くはありません。
下呂温泉で1つだけ悔いに残るのが、下呂大橋の下の川の中にある衆人監視の露天風呂に入らなかったこと。別に恥ずかしかったわけではないのですが、下まで降りていく元気がありませんでした。次に来たときには是非挑戦したいと思います。
今日はこの辺で。