飛騨高山

二日目は飛騨高山への旅。下呂温泉のホテルチェックアウト時間に合わせて出るシャトルバスに乗って下呂駅へ到着。丁度特急列車がすぐに来る時間だったのでこの列車に乗ることにしました。列車が到着してみると自由席は満杯。仕方なく車両を移動して空いてる席に座るべく車掌さんに尋ねると満杯とのこと。でも次の到着駅が高山なのに空いてる席があると言うことは、満杯ではない証拠。おかしな車掌さんです。すると再び私のところに来て「ここは空いています」と言いました。どうも融通が利かない車掌さんでしたが座ることに。勿論指定席権710円はしっかりとられました。
高山駅に到着すると駅前は普通の地方都市並みの面影。リュックをコインロッカーに預けて待つ中へと進みました。すると次第に人が多くなり、古民家街に来ると人、人、人、すごい人出です。これが観光都市高山の姿なのかと感心しました。私はあまり人の多いところは苦手なので一人郊外へ。すると東山遊歩道の看板が目に留まりました。約4kmの散歩道。昼飯には少し早いので4kmを歩くことに。街の東部斜面に神社、寺院が並び、まるで今日と東山を髣髴とさせるたたずまいです。遊歩道の表示板も小刻みにあり迷うこともなく高山城跡までたどり着きました。いい汗を掻かせてもらいました。
街に下りて昼食は先に目をつけておいた飛騨蕎麦のお店へ。蕎麦自体はいまいちでしたが、山菜のてんぷらは地方ならではの味。ビールも格別においしい昼食でした。未だ時間があるので街をぶらぶら。山車で有名な高山祭りは半月前にあったばかりですが、この連休もかきいれどき。これと言った産業のない高山には観光が最大の産業であり、今が最大の稼ぎ時なのでしょう。
奏功するうちにいい時間になりました。今日の宿である民宿に向かいました。この民宿は駅の反対側にあり結構な時間がかかりました。丁度「飛騨の里」のそばにある民宿でした。でも驚いたことに民宿での私の部屋です。母屋の隣に建つ倉庫のようなところに案内されました。「うそ、ほんとー」と叫びたくなりましたが、じっと堪えました。障子ふすま一枚の隣室には他の客が来るとのこと。アベックだったらどうしようかと不安になりましたが、幸いにも若い男性一人。(残念だったかも)
そうはいっても料理はおいしく、夜もぐっすり眠れて、いい宿でした。宿のおかみさん、ありがとうございました。
今日はこの辺で。