運命の日

サッカーのワールドカップを約4週間後に控え、日本代表選手23名が発表されました。大体が予想されたメンバーですが、最も決定力があるとされた久保が落選の憂き目にあいました。ほとんど誰もが予想していなかった彼の落選ですが、ここ何試合かのテストマッチでの彼の動きを見て、ジーコ監督が何かを感じ、結果としての落選なのでしょう。久保ファンとしては大変残念ですが、とりあえずジーコ批判はやめておきましょう。
国内組と海外組の取捨選択がよく言われますが、海外組でまともに試合に出ている選手が少ない(実質中村俊介ぐらい)のは残念であり、それだけ選択に迷うところです。一言言えることは、中田英俊が今でも日本代表に必要か否かです。彼の理論なり頭脳は確かにすばらしいかもしれませんが、彼についていく選手がいるのか、キャプテンシーがあるのかが疑問です。彼がいることによって他の選手がやりにくくなる可能性が大きいのが気がかりです。かつては確かにすばらしいアシストやシュートもありましたが、今の彼のテクニック自体相当さび付いているように思えてなりません。彼の使い方をジーコに再考してもらえればと思わずにはいれません。
ワールドカップを控え、もう一つの話題はサッカー王国イタリアのスキャンダルです。ユベントス幹部による八百長疑惑は高まるばかりで、今期国内リーグで優勝はしたものの、優勝剥奪、来期の2部リーグ降格までささやかれています。イタリアのサッカー番組「カンポレコンチョ?」でもよく言われていたことですが、イタリアのサッカーにはユーベとミランを別格扱いとして、どうしても審判の判定も両チームに有利になっているという事実が前からありました。それが実際に証明されるような雲行きです。ワールドカップを目の前に控え、イタリアにとっては真に残念なスキャンダル。これでイタリアの優勝はほとんど皆無になり、予選通過も難しくなるとの私の予想です。
今日はこの辺で。