映画三題

猛暑の週末、暑さを凌げる所は図書館、プール、そして映画館。図書館が一番安くていいのですが、今週は映画館へ。かつてはパチンコ屋で涼んでいたこともありますが、お金がかかるばかり。映画はその意味では安いほうかも。
土曜日は三軒茶屋で2本立て鑑賞。
「アウェイ・フローム・ハー」は初老の夫婦のうち妻がアルツハイマーで記憶を失いつつあり、施設に入って、夫が何とかその記憶を取り戻させようとする話。日本映画でも、渡辺謙の「明日の記憶」がありましたが、記憶を失うということの辛さはどこも一緒。それにしても、あの年になっても愛し合える幸せは羨ましい。
「ずっとあなたを愛してる」は、自分の息子を殺した女が15年の景気を終えて刑務所を出て、妹の家に居候し、次第に人間関係を取り戻していく話。自分の息子を訳も泣く殺すなんて、普通ではありません。その辺の裁判の経過については、母親である主人公が何も話さなかったことだけが、簡単に触れられますが、通常では何か裏にあるはず。最後にその何かが明かされますが、15年の刑に値するはずもない罪をかぶったこと自体、ストーリー的に苦しいところですが、それでもなかなかの感動作でした。
今日は歌舞伎町で「インセプション」鑑賞。デ・カプリオ+渡辺謙の出演で、渡辺も堂々たる演技。しかし、あくまでも主役はデ・カプリオ。
兎に角、一回見ただけでは理解しにくいほどの複雑な話(特に頭の悪い私には)。夢の中のまたその夢が工作し、現実がどこにあるのかわからなくなってしまいます。飛行機のファーストクラスで皆が眠りに落ち、同じ夢の中ですさまじいアクションが展開しますが、更にワゴン車に乗った皆が再び違う夢に入って行き、そこでもアクションが展開される・・・・・。
結局最後にどうなったか?どうもハッピーエンドになったことは理解できましたが。
今日はこの辺で。