2008-01-01から1年間の記事一覧

東野圭吾「ブルータスの心臓」

東野圭吾のかなり前の作品「ブルータスの心臓」読了。ブルータスとは何ぞや?と思って読んでいると、それがロボットの愛称であることが中段以降分かります。その前には「ナオミ」も出てきます。これもまたロボットの愛称。この業界ではロボットに愛称をつけ…

これで百歳?

昨日に続いて敬老について。 朝NHKテレビを見ていると、百歳の方5名が出演していらっしゃいました。そして5名とも、とても百歳には見えないかくしゃくたる方々。いずれも現役で何かをやっている方で、介護とは無縁の方ばかり。このうち、未だに声楽の先…

敬老の日を考える

明日は敬老の日。祝日で会社が休みなのは結構なことですが、「敬老」の意味が今どうなっているのか?後期高齢者医療制度が突然世間の注目を浴び、散々批判されました。その前には「前期高齢者」がいます。70歳以上の人口が2,000万人を超え、65歳以上人口は…

映画「おくりびと」

映画「おくりびと」鑑賞。ネットの映画評でも高ランクであったため、封切初日に行って来ました。期待にたがわずなかなかの名作。「納棺師」という職業自体、単独で営むものかどうか不明ですが(葬儀屋さんがやるものと思っていました)、遺体をきれいにして…

自民党総裁選の行方

福田さんの政権放棄で、自民党の総裁選が突如としてクローズアップされ、5人も立候補したことから、俄然マスコミへの露出度が増えてきて、自民党の支持率も上がりつつあります。このまま総裁選がテレビショー的に行われ、衆議院が解散されたら、自民党の勝…

真保裕一「最愛」と今野敏「膠着」

真保裕一「最愛」は、不幸な生い立ちをした姉弟の物語。といっても姉は銃で撃たれ瀕死の重症で、医者である弟が真相を探っていく形で物語りは進む。「最愛」とは姉弟間の愛情・・・。姉弟の関係が明らかになる筋立ては、私にはあまり感心出来ませんでした。…

青森と函館の違い

JRの「大人の休日倶楽部」を話には聞いていましたが、興味もありませんでした。ところが電車の広告で12,000円乗り放題、を見て早速入会。5日の午後から7日にかけて3日間函館まで列車の旅に行ってきました。 初日はお昼に宇都宮を出発して弘前へ。桜の季…

これで懲役6年?

埼玉県三郷市で、育児放棄して2歳の子供を死なせた30歳の母親が、懲役6年の判決を言い渡されました。これだけだと、世間によくあること(よくあってはいけませんが)かもしれませんが、この母親はなんと6歳の長男に双子の兄弟の面倒を見るように言って…

何たる醜態~福田首相辞意表明

昨晩、旅先の旅館で福田首相の記者会見をテレビで見る。旅先のため、風呂に入り、一杯入っていい気持ちになり、部屋に戻ってテレビをつけると、9:30から福田首相が記者会見するとのアナウンス。この時間に急遽記者会見?ないようは99%決まっています…

秋の長雨?

お盆明け以降、すっかり涼しくなって、おまけに長雨が続いて、すっかり秋の気配です。梅雨明けの猛暑が約1ヶ月の続き、寝苦しい夜が続きましたが、今はすっかり涼しくなりよく眠れます。 どうも1ヶ月早く秋の長雨が来たようで、これからどんな気候が来るのか…

姫の乱心

民主党参議院議員の姫井由美子にはとことんあきれるばかり。昨日離党届を出したと思ったら、今日はそれを撤回。おそらく相当の引っ張り合いがあったと思われるが、何せやることなすことが軽い。不倫の告白本は出すわ、テレビにはお姫様面してよく顔を出すや…

姫の乱心

民主党参議院議員の姫井由美子にはとことんあきれるばかり。昨日離党届を出したと思ったら、今日はそれを撤回。おそらく相当の引っ張り合いがあったと思われるが、何せやることなすことが軽い。不倫の告白本は出すわ、テレビにはお姫様面してよく顔を出すや…

今野敏「果断」、「任侠学園」

今野敏の「果断 隠蔽捜査2」と「任侠学園」を読む。 今野作品は「隠蔽捜査」をかつて読んだ記憶がありますが、久しぶりの作品。 「果断」は東大出のエリート警察官僚、竜崎伸也が息子の不祥事で左遷されて警視庁大森署の署長に就任早々、強盗事件と人質立て…

北京よさらば

2週間のスポーツの祭典、北京オリンピックが無事終了しました。大会期間中は、少なくとも北京では何も悪い事件は起こらず、また世界的にも重大事件が発生せずに何よりでした。 チベット騒動から不穏な空気が広がり、聖火リレーが一部中断するなど、直前には…

重松清「ブランケットキャッツ」

重松清「ブランケットキャッツ」を読む。 「ブランケットキャッツ」というレンタル猫を借りた人や家族、あるいは猫に関わった人たちの短篇物語7話。レンタル猫が実際にあるか否かは別として、こうした素材を素にこれだけの物語を書ける重松のすごさをまたも…

女子マラソン雑感

オリンピックで最も楽しみにしていた女子マラソンがあっけなく?終ってしまいました。 野口の金はほぼ確実、土佐さんもあわよくば銅メダルも!なんていう希望を持っていたのですが、蓋を開けてみると? 否、蓋を開ける前に野口の不参加が決まり、本番の蓋を…

女子マラソン雑感

オリンピックで最も楽しみにしていた女子マラソンがあっけなく?終ってしまいました。 野口の金はほぼ確実、土佐さんもあわよくば銅メダルも!なんていう希望を持っていたのですが、蓋を開けてみると? 否、蓋を開ける前に野口の不参加が決まり、本番の蓋を…

母を祝う

母が米寿を迎えたということで、8月15・16日に故郷へ行って来ました。 私は既に故郷を離れて30数年。東京暮らしの方がずっと長くなってしまいましたが、生まれ故郷は特別なもの。そして、母が健在であることが、唯一私が故郷に足を運ぶ理由でもありま…

映画「闇の子供たち」

映画「闇の子供たち」鑑賞。 目を逸らしたくなるような場面がいくつかある、暗く、重く、そして貴重な作品。こうした作品が東京では渋谷の一館でしか上映されていないのは、映画配給システムのおかしなところ。 原作は読んでいませんが、決してフィクションでは…

金メダルを取る人

今日現在の日本の金メダルは4個。そしてそのすべてがアテネに続く2連覇。報道によれば、その4人ともアテネ以後に挫折を味わいながらも復活しての金メダル。4年間はあまりにも長い期間ですが、それを乗り越えた精神力には頭が下がります。 残念なのはマラ…

再び上高地へ

毎年恒例?となっている夏の高原への旅。今年はどこにしようかと深く悩んだわけではないのですが、結局一昨年と同じ上高地へ。10日、日曜日の深夜バスで出発し、早朝に上高地に到着。 一昨年に久しぶりに訪れた上高地の森と泉の清冽な印象を、今年も味わいた…

北京オリンピック

いよいよ北京オリンピックが開幕。今日は早速期待の柔道でしたが、残念ながらヤワラちゃんは銅メダル。男子の平岡にいたっては初戦敗退。こと柔道に関しては、メダルの期待が大きいだけに、選手にかかるプレッシャーは大変なものでしょう。そんな中、柔道だ…

アジアの女恐るべし

全英女子オープンゴルフで日本の不動、宮里、桃子、さくらが参戦し、不動、宮里藍が優勝争いに絡み、盛り上がりました。結局、予想通り韓国選手が優勝し、不動が3位、宮里が5位に終わりました。そして1位~5位までをアジアの選手が占め、「アジアの女恐…

内閣改造?

ようやく福田内閣が大幅な改造を行いました。その顔ぶれを見るや否や、反小泉、竹中流に言えば「アンシャンレジューム」内閣?郵政造反組が完全復活し、改革を放棄したような布陣? 阿部内閣以降、小泉政権の光と影が盛んに論じられるようになりました。 規…

重松清「青い鳥」

またまた重松清の名作に出会いました。 「青い鳥」は、吃音の中学校の「教師」ではなく非常勤の村内「先生」が8篇すべてに登場する感動の短篇小説。吃音ゆえに生徒から笑われることもある先生ですが、「寂しい」生徒のそばに来て「たいせつなこと」を残して…

重い右腕

1週間ほど前から右腕に違和感があり、断続的に鈍痛がやってきます。痛いという感覚ではなく、重い感覚。手の握力が弱っている感覚。そして、今日になって更に重くなってきました。 これが50肩なのか?確かに40肩のときも、何となく鈍痛がやってきました…

眠い眠い症候群

暑い暑い酷暑の夏。休日でも朝早く目が覚め、起床して朝食をとってテレビを見て・・・ するとすぐにまた眠くなってしまいます。緊張感の無い休日の、最も悪い過ごし方。 うちにいても暑いだけなので(我が家は何故かクーラーをかけない)、今年初めてのプー…

「きみの友だち」鑑賞

待望の映画「きみの友だち」鑑賞。今日が東京での封切ということで、監督と女優さん3人が舞台挨拶。主演の石橋杏奈はなんと16歳の誕生日を迎えたばかりとのこと。これを聞いて、舞台挨拶後の映画への思い入れが少し変ってしまいました。 小説が連作の短編で…

「きみの友だち」鑑賞

待望の映画「きみの友だち」鑑賞。今日が東京での封切ということで、監督と女優さん3人が舞台挨拶。主演の石橋杏奈はなんと16歳の誕生日を迎えたばかりとのこと。これを聞いて、舞台挨拶後の映画への思い入れが少し変ってしまいました。 小説が連作の短編で…

読書録

今週は暑気払いやら何やらで毎日遅く、とにかく疲れました。これからが夏本番、身体がもつのか心配になってきました。とにかくがんばってこの夏を乗り切りましょう。 今週も地震やら無差別殺傷事件やら、事件事故が相次ぎました。地震も連鎖反応的に起きれば…