これで懲役6年?

埼玉県三郷市で、育児放棄して2歳の子供を死なせた30歳の母親が、懲役6年の判決を言い渡されました。これだけだと、世間によくあること(よくあってはいけませんが)かもしれませんが、この母親はなんと6歳の長男に双子の兄弟の面倒を見るように言って、自分は男と遊び歩いていたとのこと。
果たして6歳の子供に2歳の二人の弟を面倒見ることができるのか?誰が考えても不可能でしょう。
正に世も末の事件です。
記事の中で引っかかるのは、同じ建物の3階に住む祖母を、長男が母親の言いつけを守って部屋に入れなかったこと。祖母はどこまで事実を掴んでいたのか?
そして、単身赴任中という内縁の夫と、居酒屋店員の同棲相手の男。彼ら二人はどうかかわっていたのか?刑事罰に問われなくとも、相当の責任があるはずです。
いずれにしても、こんな母親に懲役6年が妥当なのでしょうか。どんな事情があるにせよ、20年でも足りないように感じます。
残された6歳と2歳の子供は保護施設に入ったとのことですが、少なくとも母親は二度と子供の前に現れることは許されないのではないでしょうか。
今の少子化、人口減少時代に、子供を生んで育てることは大変貴重であります。しかしながら、ただ生みっぱなしの母親、父親になることだけは絶対に許されないことです。子供の幸せとは、両親の暖かい愛情に包まれることなのですから。
今日はこの辺で。