女子マラソン雑感

オリンピックで最も楽しみにしていた女子マラソンがあっけなく?終ってしまいました。
野口の金はほぼ確実、土佐さんもあわよくば銅メダルも!なんていう希望を持っていたのですが、蓋を開けてみると? 否、蓋を開ける前に野口の不参加が決まり、本番の蓋を開けてみたら、土佐さんも実は走れる状態ではなかったことが判明。案の上、途中リタイヤとなってしまい、5大会連続メダルは露と消えました。
二人のリタイヤに世間では厳しい批判が寄せられる一方、同情の声も少なからずあります。「自己管理が欠如」だの、「トレーナーは何をやっているのか」、「陸連役員は全員くび」などなどの批判と、直前まで負傷を口に出せない圧力に対する同情などです。
他競技に比べて柔道選手のプレッシャーが大きいのは前にも述べましたが、こと女子マラソンに対する過大な期待を作り上げたマスコミ始めみんなの期待にこたえられなかったといって、そんなに目くじらたって批判するのもどうかと思います。
野口にしろ土佐にしろ、ほんのしばらくは批判されるでしょうが、みんなすぐに忘れてしまうことです。どうか我慢してください、と声をかけてあげたい気分です。
今日はこの辺で。