福田さんの政権放棄で、自民党の総裁選が突如としてクローズアップされ、5人も立候補したことから、俄然マスコミへの露出度が増えてきて、自民党の支持率も上がりつつあります。このまま総裁選がテレビショー的に行われ、衆議院が解散されたら、自民党の勝利はまず間違いないところ。その意味で、福田総理は自民党の救世主として後世に語り継がれるかもしれません。
ただそれはあくまで「自民党」の救世主であって、国民の救世主ではありません。福田さんが常々言っていた「国民の目線で」という言葉は、最後まで真実味を帯びませんでした。
さて、肝心の総裁選ですが、今のところ麻生さんが圧倒的に有利な情勢とか。昨年の総裁選で、麻生派以外の派閥が雪崩を打って反麻生に動き、結果的に棚ぼた式に福田総理が誕生したのとは対照的。勝ち馬に乗れを合言葉に動く自民党らしい現象。自民党は何を考えているのかとあきれてしまいます。
折角5人も立候補するのですから、決選投票ぐらいに持ち込んでもらいたいものです。
個人的には小池候補に頑張ってもらいたいのですが。
今日はこの辺で。