映画「おくりびと」

映画「おくりびと」鑑賞。ネットの映画評でも高ランクであったため、封切初日に行って来ました。期待にたがわずなかなかの名作。「納棺師」という職業自体、単独で営むものかどうか不明ですが(葬儀屋さんがやるものと思っていました)、遺体をきれいにしてあの世に送り出す、大変貴重な職業であることがよく分かりました。
私の好きな山崎努が相変わらずの名演技。彼の演技は何となくユーモアがあり、かつ真剣なときは恐ろしいほど真剣。いい味を出していました。本木さんもこの役にぴったり。広末は相変わらず軽っぽい演技で、もっといい女優がいるのにと、つい思ってしまいました。
売り出し中?の笹野高志はなんとも言えないいい演技。とにかく広末以外はピッタシのはまり役でした。
とかく死体をいじったり、あるいは刑を執行したりする職は嫌われる傾向がありますが、厳粛な儀式を経てあの世に送り出す、極めて清らかで尊い職業というべきでしょう。
今日はこの辺で。