後期高齢者医療制度

降って沸いたように後期高齢者医療制度が大きな問題になっています。一番大きな論点は、高齢者福祉の後退、高齢者いじめ、もっとひどいのは姥捨て医療制度などなど。
降って沸いたというのは私の無知識によるものかも知れませんが、少なくとも十分な事前アナウンスがあったとは思われません。
それにしても、この後期高齢者が現在1,300万人にのぼるとのこと。そしてこの数字は今後更に増えていきます。怒られるか知れませんが、現在のように病院が高齢者の社交場となっている状況は解消しなければなりません。そんな意味からも、この制度が出てきたとは思うのですが、いかんせん、今のような年金不審時期に施行されたのはタイミングが悪かったようです。
マスコミの論調は概して批判的。しかし、もっと肯定的に捉えた解説があってもいいような気がしないでもありません。ただ保険料が増える増えるとばかり叫ばずに、この制度ができた経緯と、今後の医療費急増問題を真正面から解説してほしいものです。
今日はこの辺で。